福岡県は、平成27年度の県立中学校および県立中等教育学校の志願状況を公開した。4月に新設される宗像中学校の志願倍率は8.08倍、嘉穂高校附属中学校は6.29倍と高い結果になった。入学検査は来年1月11日に実施される。 平成27年度の県立中学校・中等教育学校は、育徳館中学校、門司学園中学校、輝翔館中等教育学校の3校に、宗像高校に併設する宗像中学校、嘉穂高校に併設する嘉穂高校附属中学校の2校が新設されて5校になる。新設の2校の入学定員は80人で、ほか3校の入学定員は120人。 願書は12月10日に受付けを終了し、15日に志願状況を確定した。5校の合計志願者数は1,868人で志願倍率は3.59倍。昨年度より1,102人増え、倍率も1.46ポイント上がった。特に倍率が高かったのは新設の宗像中学校。定員80人のところ、志願者数は646人で、倍率は8.08倍。次いで高かったのは、同じく新設される嘉穂高校附属中学校で、倍率は6.29倍となった。昨年もっとも倍率が高かった育徳館中学校の志願倍率は、昨年と同様の2.65倍。 面接・適性検査・作文を行う検査は来年1月11日に実施し、合格発表は1月20日に行われる。