2014年最後の天体ショーとなる「こぐま座流星群」が12月22日から23日にかけて、活動ピークを迎える。今年は月明かりのない良い条件で観察できるうえ、「例年よりやや多め」との予想もあり、観察のチャンスが期待されている。 国立天文台によると、こぐま座流星群は1年の締めくくりとなる流星群で、極大前後数日間、流星を見ることができる。例年は流星群が少ないが、ときおり流星出現が活発化。1981年には、明るい火球が多く流れているのが確認されている。 活動のピークは、12月23日朝方5時ごろ。アストロアーツによると、こぐま座流星群は1時間あたり数個程度の流星が見られる小規模な流星群だが、2014年は1時間あたり10~数十個とやや多めの予想もある。22日から23日にかけての夜、こぐま座がある北を中心に空を広く見渡すのがコツだという。