首都圏の人が住みたい街に重視するのは「利便性」と「ステータス」であることが1月27日、RJCリサーチが実施した「住みたい街についての調査」結果からわかった。住みたい駅ランキングの1位は「吉祥寺駅」だった。 調査は2014年12月、首都圏(東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県)に住む20~59歳の男女400人を対象にインターネットで実施した。 住みたい駅ランキングの1位は「吉祥寺駅」。居住地別ランキングでも東京都在住者と埼玉県在住者の1位に「吉祥寺駅」が選ばれた。理由は、「おしゃれ」「交通の便が良い」「商業施設が充実」の3点が多かった。 2位は「池袋駅」、3位は「武蔵小杉駅」と「横浜駅」。いずれも「交通の便の良さ」や「商業施設の充実」が理由に挙がった。5位は「恵比寿駅」、6位は「千葉駅」「たまプラーザ駅」「品川駅」、9位は「町田駅」「中野駅」「自由が丘駅」「新宿駅」。 ベスト10(同率含め12駅)に入ったのは、東京都8駅、神奈川県3駅、千葉県1駅。埼玉県は、大宮駅が15位、浦和駅が26位だった。 ランキング上位の駅を分析したところ、「交通の便」や「商業施設の充実」という「利便性」に加え、「おしゃれさ」や「高級感」という「ステータス」を重視して選ばれる傾向がみられた。1位の「吉祥寺駅」は、「利便性」と「ステータス」という両面が満たされていたという。 現在の居住地別の住みたい駅ランキングでは、自分の居住都県にある駅を選ぶ人が多く、上位5駅のうち、東京都は5駅すべて、千葉県と神奈川県は4駅、埼玉県は3駅が、その都県内の駅だった。◆住みたい駅ランキング1位:吉祥寺駅2位:池袋駅3位:武蔵小杉駅3位:横浜駅5位:恵比寿駅6位:千葉駅6位:たまプラーザ駅6位:品川駅9位:町田駅9位:中野駅9位:自由が丘駅9位:新宿駅