【難関中合格AtoZ】小4GWで決めるべき3年間の受験計画…SS-1小川代表

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SS-1代表 小川大介氏(画像はイメージ)
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  • 中学受験 個別指導のSS-1
 いよいよGWがスタートする。本格的な中学受験勉強に取り組む前に、この時期だからこそできる準備や対策をお探しの保護者は多いのではないだろうか。難関中学受験に定評のある個別指導塾SS-1代表、小川大介先生に4年生がGWにやっておくべきことを聞いた。

◆4年生のGWの過ごし方が3年間の中学受験生活を左右する

--4年生にとって、GWはどのような時期ですか。

小川先生:中学受験計画は5、6年生から、とのんびり1年を過ごすのではなく、3年間の受験計画をしっかり立てておきたい時期です。4、5年生を一括り、6年生をもう一括りとして捉え、4、5年生では入試に一通り必要なことを見直す時期、6年生では4、5年生で固めた基礎を元にして演習強化していく時期ととらえるのがよいでしょう。

 5、6年生になってからでは全体的に学習を見直す時間や苦手を克服する時間が限られてきますので、4年生のこの時期に余裕をもった受験計画を立てることで、お子さまに学習と生活のバランスも取れた3年間を過ごしてもらうことができるでしょう。

◆4年生のGWは親子で認識合わせをする良い機会

--3年間の受験計画を立てるには、何から始めたらよいでしょうか。

小川先生:計画を立てる際には、まず勉強の仕方や受験に対する考え方の認識を親子で合わせてください。親子の認識が合わないと、応用学習に入って演習量が増加する5、6年生で、苦しく非効率な勉強をしてしまうことになりがちなので、GWのようなまとまった時間のある時期に話し合うことが最適です。

 受験に対する考え方がまとまったら、新4年生の2月から4月で勉強がどこまで進んでいるのかを確認する時間を設けてください。そして、教科ごとの学習進度や理解度の点検を行っていきましょう。

◆見直しておきたい各教科の学習法のポイント

--教科ごとに、学習姿勢を見直すうえでポイントとなることを教えてください。

小川先生:算数では、5~10分程度でよいので、毎日の生活の中に計算練習を行う時間が設けられているかどうかを点検してください。算数の計算力は、算数のみならず理科にも関わる基礎ですので、もし4月までに計算練習の習慣がついていないならば、計算ドリルなどを利用して今のうちに計算練習の習慣づけを行いましょう。一般の書籍なら、日能研が出版している「マスター1095題 一行計算問題集」がお薦めです。

 国語では、漢字と言葉の学習状況点検を行ってください。漢字の学習については、筆順も意識して覚えられているか、文の中での言葉の意味を意識しながら漢字を学べているかを点検しましょう。言葉の学習については、日々の学習の中で覚えた言葉を、意味を理解して積極的に使っているかということを確認できるとよいですね。

 「言葉ノート」を作り始めるのも良い方法です。これは出会った言葉をノートに書き留めていくだけという方法です。その言葉の意味を辞書で調べたとしてもノートには書き写さず、ただ言葉をメモしていくだけ、というのが続けるコツです。週に一度ノートを開き、どんな言葉に出会ったのかを思い出すようにすれば、語彙力アップが期待できます。

 難関校を目指すのであれば、学年プラス1学年の漢字と意味を把握していることが望ましいです。もし、日ごろの漢字学習に物足りなさを覚える場合は、言葉の意味や筆順も確認できる漢検の問題集を利用するとよいですよ。

 理科と社会では、2月から4月に習ったことの「まとめノート」を作成し、覚えたことの点検を行ってください。まとめノートを作成することで、学習進度の点検を行うほか、学んだことを自分で整理するノートの取り方を学ぶことができます。この方法は、普段の生活でノートの取り方を学ばないお子さまにとって、情報の整理の仕方を学ぶ良い機会にもなります。

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 次ページでは、実際に受験計画を立てる手順や、実物の「日々の学習計画表」を紹介する。
《佐藤亜希》

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