食の大切さ学ぶ「ふくおか弁当の日」小・中で実施

 福岡県は、県内小・中学校児童生徒の健全な食生活の実現と、健康増進、人間関係を育むことを目的として、児童生徒が弁当作りに挑戦する「弁当の日」の取組みを、2015年も積極的に推進、実施すると発表した。

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 福岡県は、県内小・中学校児童生徒の健全な食生活の実現と、健康増進、人間関係を育むことを目的として、児童生徒が弁当作りに挑戦する「弁当の日」の取組みを、2015年も積極的に推進、実施すると発表した。

 「弁当の日」は、生きるうえで基本となる「食」について、食事を作ることの楽しさや達成感を味わう、保護者などへの感謝の心を育む、地産地消の大切さを学ぶなど、「食」の大切さを学ぶきっかけ作りとして2013年より行われている取組み。

 2013年には福岡県内の小・中学校303校、2014年には368校が同取組みを実施しており、年々普及しているという。2015年度からは、子どもが作る「ふくおか弁当の日」とし、県内の農林水産物の活用や、各学校の特色を生かした内容にさらに充実させていく。

 実施日や内容は、各学校に一任されており、県から各学校へ実施の働きかけを行っているという。取組み例としては、小学校低学年は自分で弁当箱につめる、小学校中学年はおかずを1品作る、小学校高学年・中学校はテーマを決めすべて自分で作るなど、各学年に応じた取組みがなされている。また、家族と協力して行うケースや、遠足用の弁当作りにチャレンジするなど、各学校の目的や狙いをもとに実施されている。

 福岡県では、今年も多くの児童生徒が弁当作りに挑戦し、食を学ぶ機会として児童生徒が取り組めるよう推進していくという。
《畑山望》

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