フルノシステムズは、文教市場向けに動画対応アクセスポイント「ACERA 850M」と「ACERA 850F」の2機種を、6月および9月に発売開始する。 「ACERA(アセラ)シリーズ」は、同社が提供する多台数接続や電波干渉に強い業務用市場向けの国内無線LAN機器。今回発売される「ACERA 850M」と「ACERA 850F」は、文教市場でのICT化が年々進んでいる状況を受け、同社が教室ICT化に最適な動画対応可能なアクセスポイントとして立ち上げた新ブランド「ACERA Education(アセラエデュケーション)」の第1弾製品だ。 同製品は、先生や生徒のPC・タブレット上の映像をWi-Fi経由で大画面テレビに映すことができる機能、40人クラスの全員をカバーできる「つながる無線LAN」、アクセスポイントの集中管理など、文教市場での活用環境に合わせた利点を兼ね備えているという。 2機種の大きな違いは、「ACERA 850M」が動画、静止画をミラーリングし、タブレット画面をそのまま大画面ディスプレイに表示するミラーリングモデルである一方、 「ACERA 850F」は動画ファイルを一時的にアクセスポイント側にデータをバッファリングしながら大画面テレビに転送する、ファイル転送モデルである点。 「ACERA 850M」の発売は6月、「ACERA 850F」の発売は9月を予定しており、価格はオープン価格となる予定。今後、さまざまな教育用ツールと連携しながら、文教市場でより活用しやすいシステムを提供していくとしている。◆ACERA Education(アセラエデュケーション)製品名:ACERA 850M発売日:2015年6月価格:オープン価格製品名: ACERA 850F発売日:2015年9月価格:オープン価格