英語の授業に活用するICT機器、PCの割合がトップ…文科省調査

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中学校の生徒の英語力
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 文部科学省は6月4日、平成26年度「英語教育実施状況調査」の結果を公表。小中学校の8割以上、高校の7割がICT機器を活用した英語の授業を行っており、「パソコン」を活用している割合が高いことがわかった。また、小学校では半数以上が「電子黒板」を活用している。

同調査は、英語教育の充実・改善を図るとともに、新たな英語教育の在り方を検討していくうえで、必要な実態を把握するために実施。公立小学校20,149校、公立中学校・中等教育学校(前期課程)9,583校、公立高等学校・中等教育学校(後期課程)3,459校が対象となっており、平成26年12月1日を調査基準日としている。

 外国語指導助手(ALT:外国語活動の授業で、計画的・継続的に活用している外国人)等の総数は、小学校10,163人、中学校6,986人、高校2,214人。外国語活動などの総実施授業の中でALT等を活用した授業数の割合をみると、小学校は58.4%、中学校は21.3%、高校の普通科は9.4%、英語教育を主とする学科では34.3%だった。(いずれも平成25年度の実績値)

 教員の英語力に関して、英検準1級以上相当を取得している割合は、小学校0.9%、中学校28.8%、高校55.4%。英検準1級以上相当とは、英検準1級以上以外にTOEFLのPBT550点以上、CBT213点以上、iBT80点以上またはTOEIC730点以上を指す。

 一方、生徒の英語力に関しては、英検3級以上取得または相当の英語力を有する中学3年生の割合は34.7%、英検準2級以上取得または相当の英語力を有する高校3年生の割合は31.9%。高校を学科別にみると、普通科は31.2%、英語教育を主とする学科では86.2%だった。

 外国語活動におけるICT機器の活用状況(平成25年度実績値)をみると、小学校88.7%、中学校83.5%、高校70.0%の学校が活用。平成23年度と比べ、中学校は44.6ポイント増、高校は47.8ポイント増と大きく増加した。活用したICT機器では、いずれも「パソコン」が8割以上と高い割合となっている。また、ICT機器を利用した小学校の51.7%が、「電子黒板」を使用していた。
《黄金崎綾乃》

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