河合塾の大学入試情報サイト「Kei-Net」は10月9日、2015年度の面接実施状況を掲載した。受験生からの報告をもとに、国公立89大学、私立69大学について、面接内容やアドバイスなどを具体的にまとめている。 面接試験は、推薦入試やAO入試、医学部の一般入試などで実施される。Kei-Netの「面接対策」では、面接試験の基礎知識や対策を解説。なかなか入手できない面接試験の内容についても、実際に受験した先輩の報告をまとめ、2012~2015年度の実施状況を公開している。 なお、受験生からの報告をもとにしているため、面接を課しているすべての大学を網羅しているわけではなく、実際の内容と異なることもあるという。 東京医科歯科大学医学部(医学科) 前期では、一次で面接官3人による個人面接を5~10分、二次で面接官5人による個人面接5分を実施。一次面接では、志望理由や「日本の医療の問題点」のほか、「ブラックジャックのような医師と平凡で月並みの技量の医師どちらになりたいか」という質問もあったという。 京都大学医学部(医学科)前期では、面接官2人による個人面接10分を実施。志望理由のほか、筆記試験で難しかった教科、「国際医療でやってみたいこと」「日本の学生の英語能力」などを聞かれたという。 慶應義塾大学医学部(医学科)では、面接官2人による個人面接10~15分を2回にわたって実施。面接前に記入した調書をもとに志望理由、併願校とその結果、部活動などについて聞かれたという。 上智大学外国語学部(英語学科)では、面接官2人による個人面接を10分実施。面接前に書いたエッセイの内容、リスニングの感想、志望理由、入学後に学びたいことなどが、英問英答により行われたという。 横浜国立大学教育人間科学部(人間文化課程)後期では、6人によるグループ討論を25分実施。別室で20分間資料を読んで意見をまとめた上で、内容を1分以内で発表し、討論を展開したという。 このほか、Kei-Netでは入試難易予想ランキング表、新設大学・増設学部・学科一覧、入試動向分析などの2016年度入試情報も掲載している。
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