【大学受験2017】青学、国際政経で英語リスニング廃止…外部検定利用の新入試実施

 青山学院大学は11月13日、国際政治経済学部B方式の2017年度一般入試より、試験教科から英語リスニングを廃止し、英語の外部検定試験を出願資格として利用する新たな入試制度を実施すると発表した。

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  • 2017年度一般入試【国際政治経済学部B方式】試験教科および出願資格の変更について
 青山学院大学は11月13日、国際政治経済学部B方式の2017年度一般入試より、試験教科から英語リスニングを廃止し、英語の外部検定試験を出願資格として利用する新たな入試制度を実施すると発表した。

 近年、文部科学省が検討を進める「大学入学者選抜の改革」において、英語4技能「読む」「聞く」「話す」「書く」を評価する基準の導入が求められており、4技能を総合的に評価する民間の英語資格・検定試験の活用、入試への導入が進められている。

 青山学院大学では、2017年度入試より国際政治経済学部国際政治学科、国際コミュニケーション学科の一般入試B方式において、2016年度入試の試験学科「外国語」「外国語(英語リスニング)」「国語」のうち、「英語(リスニング)」を廃止し、新たに英語外部検定試験の資格スコアを出願資格として採用するとした。

 出願資格として定める英語検定試験と基準スコアは、TOEFL iBT 57点以上、TOEFL PBT 490点以上、IELTS 5.0以上、TOEIC 560点以上、実用英語技能検定準1級以上の5つ。出願期間末日より2年以内に取得済みのスコアが有効となる。

 英語外部検定試験の入試への利用・導入は他大学でも進められている。2016年度入試から立教大学や法政大学が、2017年度入試からは早稲田大学でも導入を開始する。なお、青山学院大学の2017年度入試の募集人員や試験実施日等の詳細については、決定次第公表される予定だ。
《畑山望》

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