西日本電信電話中国事業本部、保安企画、オール・オン・スポーツの3社は、4月25日から中学校と高等学校の運動部に所属する生徒とその顧問をサポートするサービス「ジュニアアスリートサポートプログラム(JASP、ジャスプ)」の提供を開始する。 JASP開発の背景には、教員数減少と高齢化による指導・引率者の負担増や、担当する運動部活動の競技経験のない顧問が指導せざるを得ない状況がある。この状態を改善すべく、3社はこれまで中学校と高等学校の運動部活動向けサポートサービスの開発に向けた共同検討を進めてきた。 JASPは、「フレッツ光」などインターネットに接続できる環境があればいつでも利用可能で、スポーツ医・科学を活用し制作した映像コンテンツを視聴できる。トレーニング結果の記録やオンライン会員限定のアドバイスも取得できるため、自立的に必要なメニューも実施できる。さらに、指導者や保護者がJASPの利用状況を把握できることもサービスの特長のひとつだ。 提供されるコンテンツは、体の歪みや筋バランスのチェックと矯正のためのトレーニングである「コンディショニング(身体の調整)」、目的・部位別のトレーニング方法を示す「ストレングス(体力強化)」、食事や水分補給、栄養指導を行う「ケア」、ソフトテニスの基本的・応用的な練習方法を指導する「テクニック(競技テクニック)」の4つ。 サービス対象者は運動部活動に所属する生徒と顧問・指導者、生徒の保護者。利用料金は1IDにつき月額500円(税別)。団体あたりの料金は、1~10個のIDを利用する場合、年額4,800円(税別)など、利用ID数に応じた料金が設定されている。詳細はJASPのWebサイトで確認できる。提供開始予定日は4月25日。