文科省が小学生用の英語補助教材を作成…試用で効果検証

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「Hi,friends!Plus」ワークシート例
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 文部科学省は5月2日、小学校の新たな外国語教育における補助教材について、5・6学年用、3・4学年用をそれぞれ作成したことを発表した。補助教材は「英語教育強化地域拠点事業」の研究開発学校を中心に試行的な活用を行い、効果を検証していく。

 今回作成された補助教材は、平成26年9月の「英語教育の在り方に関する有識者会議」報告の提言を踏まえたもの。小学校高学年での外国語教育の教科化および中学年での外国語活動の導入に向けた新たな外国語教育の検証のため、必要となる補助教材を作成した。

 5・6学年用の補助教材「Hi,friends!Plus」は、「聞く」「話す」に加え、基本的な表現による「読む」「書く」の育成を含めたコミュニケーション能力の基礎を養うことを目的に、映像や音声を活用した「アルファベット文字の認識」「日本語と英語の音声の違いやそれぞれの特徴への気付き」「語順の違いなど文構造への気付き」などの指導に必要な要素を含む新たな教材。

 「Hi,friends!Plus」は平成27年4月以降、すでに約120校の「英語教育強化地域拠点事業」研究開発学校および教育課程研究開発学校や、約2,100校の教育課程特例校、各教育委員会などにデジタル教材(CD-ROM)で配布されており、平成28年度末までの2年間を通じて試験的に活用しながら効果を検証する。

 3・4学年用の補助教材「Hi,friends!Story Books」は、小学校中学年児童の発達段階に応じて「聞くこと」「話すこと」の体験を中心とした外国語活動において活用できるよう、「絵本」および「音声を含んだデジタル教材」を作成。絵本は教室用大型絵本と児童用小型絵本の2種類を用意しており、デジタル教材(CD-ROM)には絵本の読み聞かせの音声と英語特有のリズムに慣れ親しむことを目的としたチャンツ(言葉あそび)を収録している。

 「Hi,friends!Story Books」は、平成28年4月以降順次配布を行い、平成28年度末までの1年間「英語教育強化地域拠点事業」研究開発学校などでの試験的な活用を通して検証を行う。

 検証結果は次期学習指導要領の審議において活用され、平成29年度には次期学習指導要領に対応した教材の開発を予定。平成30年度以降に先行実施を行う小学校に配布される予定。
《畑山望》

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