東京都は10月24日、防犯ポータルサイト「大東京防犯ネットワーク」をリニューアルした。地理情報システム(Web-GIS)を導入し、子どもの交通事故発生地点や不審な声かけ情報などを地図でわかりやすく発信する。 東京都は、平成17年度に大東京防犯ネットワークを構築し、約700の防犯団体の紹介や都の取組み状況などを発信。月平均で約1万5,000人がWebサイトを閲覧している。防犯情報の共有と取組み促進を目的に、このほどWebサイトをリニューアルした。 Web-GISの導入により、「子どもの安全マップ」「特殊詐欺情報マップ」「町丁字別犯罪情報マップ」「防犯団体活動情報マップ」「東京都・区市町村の施策情報マップ」「放置自転車情報マップ」の6つのマップ情報を発信する。 子どもの安全マップは、13歳未満の子どもに関する「交通事故発生地点や不審な声かけ情報」「小学校、児童館、公園、セーフティステーションなどの位置や詳細情報」について、知りたい情報にチェックすると、地図で場所を確認できる。また、交通事故の詳細情報や不審な声かけについて、時間帯別の発生件数などをグラフで確認できる。 さらに、Webサイトをスマートフォンに対応したほか、メール配信サービス(月1、2回程度)を開始する。