NECディスプレイソリューションズは12月20日、液晶プロジェクター「ビューライトシリーズ」の新製品4機種を発表した。MultiPresenter機能により、タブレット端末やスマートフォンの画面も投映できる。2017年1月23日より順次出荷開始する。 明るさが3,000~4,000ルーメンのプロジェクターは、明るい部屋でも見やすく、可搬性もあるため、学校の授業で高い需要があるという。今回新たに、解像度WXGA(1,280×800)の明るさ4,000ルーメン/3,600ルーメン/3,300ルーメンモデルと、解像度XGA(1,024×768)の明るさ4,000ルーメンモデルの計4機種を発売。ラインアップの強化を図り、市場ニーズに対応する。 新製品は「MultiPresenter」機能により、無料の専用アプリケーションをインストールしたノートPCのほか、タブレット端末やスマートフォンなどの端末も有線・無線LAN経由で接続して、各端末の画面を投映できる。発表者が交代するときのケーブル繋ぎ替えが不要で、複数の端末の画面を並べて表示することも可能なため、授業を円滑に進めることができるという。 そのほか、持ち運びに便利な軽量コンパクト設計で、投映画面の台形歪み補正機能や、投映画面の湾曲歪み補正機能、投映画面の角4点をボタン操作で補正する機能も搭載している。 価格はオープン。国内・海外をあわせ、発売後1年間で4機種合計4万台の販売を予定しているという。◆ビューライトシリーズ新製品の型名とスペック、出荷開始時期【NP-ME401WJL】WXGA(1,280×800)、明るさ4,000ルーメン出荷開始時期:2017年2月23日【NP-ME361WJL】WXGA(1,280×800)、明るさ3,600ルーメン出荷開始時期:2017年1月23日【NP-ME331WJL】WXGA(1,280×800)、明るさ3,300ルーメン出荷開始時期:2017年2月28日【NP-ME401XJL】XGA(1,024×768)、明るさ4,000ルーメン出荷開始時期:2017年2月28日