「教育費」増加40歳代が最多、支出は抑制傾向…OKB総研調査

生活・健康 保護者

支出が増えた上位7費目(属性別)
  • 支出が増えた上位7費目(属性別)
  • 主婦の景況感(全体)
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  • 主婦の物価観(全体)
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  • 家計の収入(全体)
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  • 家計の支出(全体)
 2016年の家計支出で2015年より支出が増えた費目は、「食費」が全体の1位だったが、子どもが大きくなる40歳代では「教育費」がトップであることが、大垣共立銀行のシンクタンクであるOKB総研の調査で明らかになった。

 「主婦の消費行動に関するアンケート」は、OKB総研がOKB大垣共立銀行本支店(東京・大阪を除く)に来訪した主婦を対象にアンケートを行ったもの。有効回答者数は775名。調査期間は2016年11月8日~11日。なお、同調査における「主婦」は、既婚女性で子どもの有無や就業形態は問わない。

 2016年の景気について、1年前と比べて「変わらない」が59.7%ともっとも多く、「良くなった」は前年比5.6ポイント減の3.0%。一方、「悪くなった」は前年比10.1ポイント増の29.7%となった。すべての属性において「良くなった」の回答率が減少し、「悪くなった」が増加。60歳以上では「悪くなった」がもっとも多かった。

 物価は、1年前と比べて「高くなった」が72.4%(前年比2.5ポイント減)と最多、ついで「変わらない」23.6%、「安くなった」0.4%だった。すべての属性において「高くなった」が7割以上だった。

 家計収入について、2015年と比べて「増えた」は16.7%(前年比0.5ポイント減)、「減った」は28.9%(前年比4.1ポイント増)。年代別にみると、家計収入が「増えた」は30歳代のみで増加した。

 家計支出は、「増えた」が59.9%(前年比8.0ポイント減)、「減った」が7.4%(前年比3.3ポイント増)だった。すべての年代で「増えた」「変わらない」という回答が合わせて約9割にのぼる。

 支出が増えた費目は、「食費」が53.2%でトップ。ついで「教育費」27.4%、「交通・通信費」25.0%、「光熱・水道費」21.5%、「レジャー費」19.8%、「保健医療費」18.6%、「外食費」18.4%となった。だが、全体の水準をみると、支出が増えた費目の回答率が減少傾向にあり、さまざまな費目において支出を抑制していることがうかがえる。また、年代別にみると、子どもが大きくなる40歳代では「教育費」が増えたという回答率がもっとも多く、家計に大きな影響を与えていることがわかった。

 一方、支出が減った費目は、「レジャー費」31.4%、「衣料費」24.4%、「外食費」24.1%など。上位3費目は、2002年から順位に変動はあるものの変わっていない。
《外岡紘代》

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