ユカイ工学・RISU、ロボット開発と理系才能教育で技術協力

 ネットとリアルをつなぐプロダクトを作るユカイ工学と、RISU Japanは2月1日より業務提携を開始し、ロボット開発と理系才能教育で技術協力すると発表した。コミュニケーションロボット「BOCCO」を活用した子ども向けロボット教室の提供などを行う。

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コミュニケーションロボット「BOCCO」
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 ネットとリアルをつなぐプロダクトを作るユカイ工学と、RISU Japanは2月1日より業務提携を開始し、ロボット開発と理系才能教育で技術協力すると発表した。コミュニケーションロボット「BOCCO」を活用した子ども向けロボット教室の提供などを行う。

 ユカイ工学は「ロボティクスで世の中をユカイにする」をテーマに、ネットとリアルをつなぐプロダクトを作っている。グッドデザイン賞を受賞した留守番中の子どもの見守りを助けるロボット「BOCCO」や、ベビーモビールとスマートフォンをつなぐことで遠隔で親子がコミュニケーションをとれる「Paby」など、ユニークな製品を開発している。

 RISU Japanは、算数タブレットによる遠隔学習や、個別指導塾による学習支援サービスを提供。データに基づいた才能教育のための研究開発を、日米2拠点で展開している。

 今回の業務提携は、両社の「未来の担う子どもたちに、自由な成長の機会を提供したい」という思いが一致して実現したものだという。コミュニケーションロボット「BOCCO」を活用した子ども向けのロボット教室を、RISU塾の茗荷谷校、本駒込校の2校舎で春から提供開始する予定。また、ユカイ工学主導の製品開発に対し、RISUの教育知見提供、児童向けの製品開発ワークショップの提供、将来に向けた相互サービスの開発を行う。

 ユカイ工学の青木俊介代表は、「BOCCOの特性を生かして、楽しく創造力を伸ばせる教室にしたいと考えています。RISUの科学的なアプローチとの協業でユニークなロボット教室を実現してまいります」とコメント。RISU Japanの今木智隆代表は、「子どもたちが楽しみながら率先して学ぶ環境の実現に向けて、ユカイ工学と邁進してまいります」と述べている。
《外岡紘代》

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