米国発いじめ報告・相談アプリ「STOPit」工学院大学附属中が導入

 ストップイットジャパンが日本で独占販売する「STOPit」を、ICT教育に力を入れているという工学院大学附属中学校が導入する。「STOPit」は、いじめなどの不適切な行為を報告・相談するアプリで、管理者向けの問題解決ツールも備えている。

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 ストップイットジャパンが日本で独占販売する「STOPit」を、ICT教育に力を入れているという工学院大学附属中学校が導入する。「STOPit」は、いじめなどの不適切な行為を報告・相談するアプリで、管理者向けの問題解決ツールも備えている。

 アメリカのInspirit Group,LLCが開発・提供している「STOPit」は、いじめなどの不適切な行為を受けている、もしくは目撃した人が匿名で学校などの組織担当者に報告・相談ができる「STOPitモバイルアプリ」と、報告・相談を受けた担当者が適切に管理・対応できる効率的な管理ツール「DOCUMENTit」で構成されるプラットフォーム。

 CNNによる「世界を変えるために役立つアプリ5選」にも選ばれており、アメリカ国内では2016年末時点で約6,000校の約300万人が「STOPit」を導入しているという。2016年2月、ストップイットジャパンが日本における独占販売代理店契約を締結。これまでに日本では、羽衣学園中学校(大阪府高石市)と帝塚山小学校(奈良県奈良市)が導入している。

 導入が決定した工学院大学附属中学校は、グローバル教育やICTの活用など、先進性と独自性のある教育が特長。ICT教育においては、電子黒板の設置や200台を超えるパソコンの導入など、さまざまな取組みを行っているほか、全生徒にiPadを支給し活用しているという。同校では、「STOPitモバイルアプリ」を全生徒に支給しているiPadにインストールし、全生徒がいつでも、どこでも報告や相談ができる環境を実現する。
《外岡紘代》

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