東京理科大学と通信機器を取り扱うインターネットイニシアティブ(IIJ)は、全国の中高生を対象に「神楽坂サイエンスアカデミー2017」を6月~9月の期間で開催する。参加費は無料。4月28日まで、Webサイトで参加者を募集する。 「神楽坂サイエンスアカデミー」は、2016年から東京理科大学の川村康文教授の研究室とインターネットイニシアティブ(IIJ)が共同で行っている理科教育イベント。理科教育を推進し、理系人材の育成を目的とした長期研究体験企画となる。全国の中高生、高等専門学校生の1年生~3年生で3~4名のチームを作り、1チーム単位で参加する。 研究テーマは「IoT技術を活用し風車風力発電機の発電効率の改良を試みよう!」。エコエネルギーである風力発電と、インターネット・Iot技術を題材に取り上げる。風力発電の仕組みやIoT技術について、東京理科大学川村研究室で行われる講義で学んだのち、各校に戻って、チームごとにオリジナルの風車風力発電機を設計し製作。発電される電力量を、インターネット経由でリアルタイムに観察する仕組みを作る。3か月の研究期間で、リアルタイムに収集した発電量データを観察し、創意工夫をしながら発電機の改良を繰り返していくという。 申込みは3月22日から受け付けている。応募は4月28日正午まで。詳細は神楽坂サイエンスアカデミーのWebサイトで確認できる。◆神楽坂サイエンスアカデミー2017研究期間:2017年6月12日(月)~2017年9月22日(金) 対象:全国の中学校、高校、高等専門学校、1年生~3年生の3~4名のチーム※先生か保護者の引率者が1名必要参加費:無料(交通費は自己負担、遠方から参加の場合は交通費の一部は補助)応募方法:神楽坂サイエンスアカデミー2017のWebサイトから申し込む※応募多数の場合は抽選応募期間:2017年3月22日(水)~2017年4月28日(金)12:00まで・開会式日時:2017年6月11日(日)11:00~17:45会場:東京理科大学神楽坂校舎(東京都新宿区神楽坂1-3)・中間報告会日時:2017年7月24日(月)13:00~16:30会場:IIJグループ本社(東京都千代田区富士見2-10-2 飯田橋グラン・ブルーム)・研究発表会:2017年9月23日(土)13:00~16:30会場:IIJグループ本社(東京都千代田区富士見2-10-2 飯田橋グラン・ブルーム)※中間報告会・研究発表会については、遠方のチームはテレビ会議での参加も可能