不安が留学先に影響「留学白書2017」人気2年連続トップは?

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留学生白書2017 人気の留学先(出発者)
  • 留学生白書2017 人気の留学先(出発者)
  • 留学生白書2017 出発者数5年間の推移
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 留学ジャーナルは4月25日、2016年の日本人留学生および留学希望者の動向を取りまとめた「留学白書2017」を発表した。2016年は海外情勢の不安を避け、オーストラリアやニュージーランドの人気が浮上。カナダは2年連続人気トップとなった。また、高校生までの留学検討者は6年連続で増加した。

 「留学白書2017」は、留学ジャーナル利用者や、留学意識調査アンケートなどから、日本人留学および留学希望者の動向をさまざまな視点から調査、分析して取りまとめたもの。

 2016年に留学ジャーナルを利用して留学した国は、1位カナダ、2位アメリカ、3位オーストラリアと、2年連続カナダがトップだった。続いて、4位にはイギリスを抑え、ニュージーランドがランクイン。また、オーストラリアへの出発者数が前年比35%増だったのに対し、アメリカが前年比8%減など、欧米情勢の不安を避ける傾向にあった。

 なお、留学検討者の人気1位はアメリカ、2位カナダ、3位オーストラリア。アメリカの希望者は前年比10%減、カナダが前年比11%増、イギリスは2015年に引き続き前年比2割近く減少した。

 年齢別にみると、留学ジャーナルを利用して出発した20代は4%増、30代が微増、50代は3割以上増加する結果となった。職業別では、社会人がもっとも増加し、会社員が前年比16%増、教職員は前年比34%増。また、高校生までの留学相談件数は6年連続増加、前年比7.2%増加した。

 留学意識調査アンケートでは、留学を検討する大学生に所属する大学で留学制度があると答えた人は85.4%であったが、7割が利用しないと回答した。学校の留学制度を検討するうえで障壁となる1位は「語学力が基準に満たない」が44.3%、「行きたい提携校がない」が28.1%、「留学する時期が合わない」が27.3%と続いた。

 また、大学生の留学検討者に「就職内定率や雇用情勢など、就職状況が留学検討に影響するか」を聞いたところ、影響があったという答えが30.2%と昨年の37.9%よりも減少した。具体的には、「留学時期を早める」「留学期間を短くする」との回答があり、就職活動の動向に目が離せない学生の状況もうかがえる。
《編集部》

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