東京教育委員会、H29年度情報教育推進校として16校を指定

 東京都教育委員会は、小学校・中学校・高等学校などから16校を平成29年度情報教育推進校として指定。推進校はICT機器などを積極的に活用し、指導事例などを作成するとともに、公開授業などの実施により他校への普及・啓発を行う。

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 東京都教育委員会は、小学校・中学校・高等学校などから16校を平成29年度情報教育推進校として指定。推進校はICT機器などを積極的に活用し、指導事例などを作成するとともに、公開授業などの実施により他校への普及・啓発を行う。

 東京都教育委員会では、各公立学校における児童・生徒のインターネット・携帯電話の安全な利用のため、情報モラル教育・情報リテラシー教育を積極的かつ継続的に推進している。これまでにも「SNS東京ルール」の策定や情報教育フォーラムの開催などを実施。情報教育推進校の指定は、情報モラル教育・プログラミング教育における取組みや授業実践を推進することが目的となっている。

 平成29年度のおもに情報モラル教育を推進させる指定校は、小学校2校(八王子市立第五小学校、小平市立小平第三小学校)、中学校1校(大田区立蒲田中学校)、高等学校3校(都立墨田川高等学校、都立町田工業高等学校、都立田無工業高等学校)、特別支援学校3校(都立城南特別支援学校、都立鹿本学園、都立石神井特別支援学校)。指定された9校は、指導事例などの作成、公開授業による他校への普及・啓発に取り組む。

 おもにプログラミング教育を推進する指定校は、大田区立矢口西小学校、世田谷区立東玉川小学校、渋谷区立西原小学校、杉並区立天沼小学校、荒川区立第二日暮里小学校、八王子市立浅川小学校、立川市立上砂川小学校の小学校7校。発達段階に即した指導計画と指導事例などの作成のほか、「情報教育研修」における発表に取り組む。

 なお、推進校の公開授業については、詳細が決まり次第、東京都教育委員会Webサイトに掲載される。
《黄金崎綾乃》

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