どう違う?1990年と2015年…くらべてわかる「大学入試の昔と今」

 大学入試改革などが議論される中、河合塾は改革の概要や議論の背景についてわかりやすくまとめた「大学入試の昔と今」をWebサイトで公開した。6月~7月には、高校1・2年生と保護者を対象とした特別進学講演を開催する。

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河合塾が公開した「大学入試の昔と今」
  • 河合塾が公開した「大学入試の昔と今」
  • 2人に1人が大学に進学する時代に
  • 入試方法は変化している
  • これからもっと変わる大学入試
  • 特別進学講演「親子で乗り切る大学受験」開催スケジュール
  • 特別進学講演「親子で乗り切る大学受験」開催スケジュール
 大学入試改革などが議論される中、河合塾は改革の概要や議論の背景についてわかりやすくまとめた「大学入試の昔と今」をWebサイトで公開した。6月~7月には、高校1・2年生と保護者を対象とした特別進学講演を開催する。

 2020年1月の実施を最後に大学入試センター試験は廃止され、新しいテストが導入される。また、大学入試全体、さらには高校教育、大学教育を含めた改革を行っていくことも議論されている。河合塾は、改革の概要や議論の背景について、ビジュアルでわかりやすくまとめた「大学入試の昔と今」をWebサイトで公開した。

 「大学入試の昔と今」では、大学入試センター試験が始まった1990年と2015年の大学入試事情を比較。この25年で、4年制大学へ進学する割合は17.8%から48.9%に増え、2人に1人が大学へ進学する時代になった。また、IT化やグローバル化、学生のニーズ、社会状況に応じて学部数が1,306から2,265へと約1.7倍に増えているほか、「センター試験利用の増加」「私立大学の全学部日程入試」「AO入試」など入試方法も多様化している。

 1990年の大学入試では、決められたことを早く正確にこなせる人材が求められていたため、「知識の量」「正確性」を測る問題が多い傾向にあった。しかし、2015年には知識量だけでなく、自分で考え、周囲の人たちと協力して問題を考える人材が社会で求められるようになり、「思考力」「判断力」「表現力」を測る試験内容に変化しつつあるという。

 河合塾では、常に変化する大学入試情報の分析に基づいた特別進学講演「親子で乗り切る大学受験」を6月10日より、全国49か所の校舎で開催する。開催日程はWebサイトで確認できる。参加費は無料。高校1・2年生とその保護者を対象としており、Webサイトで申込みを受け付けている。

◆特別進学講演「親子で乗り切る大学受験」
日程:2017年6月10日~7月9日(日)
会場:全国49か所の河合塾校舎
※詳しい日程はWebサイトで確認できる
対象:高校1・2年生とその保護者
参加費:無料
申込方法:Webサイトより受け付けている
《外岡紘代》

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