夏休みの海外旅行、感染症予防の天敵は蚊・ダニ・生モノ

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 海外への渡航者が増える夏休みシーズンを前に、厚生労働省は7月7日、海外で気を付ける感染症情報についてWebサイトに情報を掲載した。海外で感染症にかからないために、感染症に対する正しい知識と予防策を身に付けるよう注意を呼びかけている。

 海外では、日本国内で発生していない感染症や、動物や蚊・マダニなどを媒介とする病気が流行していることもあるため、渡航には十分な注意が必要。厚生労働省では、Webサイトで「夏休みにおける海外での感染症予防について」を公開。海外の感染症を感染源で分類し、発生地域やおもな症状、現地での具体的な対策などをわかりやすくまとめている。

 特にテング熱やジカウイルス感染症など世界的に多く報告されている感染症には蚊を媒介したものが多く、デング熱に関しては、海外で感染し帰国・来日した後に発症した人が2017年に入ってから6月11日までに78名確認されているという。夏の暑い時期ではあるが、渡航先によっては野外活動の際に長袖・長ズボンを着用する、素足でのサンダル履きは避ける、虫除け剤を使用するなど、感染を防止する対策が必要だ。

 また、海外でもっとも感染の可能性が高いのは食べ物や水を介した消化器系の感染症で、コレラ、赤痢、E型肝炎などの感染症にかかる危険性があるという。「生鮮魚介類や生肉は食べない」「十分加熱されたものを食べる」「生水を飲まない」などの対策が有効で、厚生労働省検疫所のWebサイトでも、「生水・氷・カットフルーツの入ったものは避ける」など注意を促している。

 いずれも渡航前に十分な対策を取ることが重要。厚生労働省や検疫所のWebサイトでも、事前に渡航先の感染症発生状況について最新の情報を確認するほか、予防接種が受けられる感染症については余裕を持ってワクチン接種をするなどの対策を勧めている。
《畑山望》

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