チエル、小中向け教育クラウドサービスをスタート…デジタル教材3種発売

 チエルは7月26日、小中学校向け教育クラウドサービス「CHIeru.net for School(チエルドットネットフォースクール)」の提供を開始した。サービス第1弾として、3種類のデジタル教材を全国の教育委員会、小学校、中学校向けに販売する。

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CHIeru.net for School(チエルドットネットフォースクール) サービス概要
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 チエルは7月26日、小中学校向け教育クラウドサービス「CHIeru.net for School(チエルドットネットフォースクール)」の提供を開始した。サービス第1弾として、3種類のデジタル教材を全国の教育委員会、小学校、中学校向けに販売する。

 新しく発売した教材は「基礎・基本習得パック」「基礎・基本定着ドリル」「基礎・基本計算検定」の3種類。

 「基礎・基本習得パック」は、学校の授業で活用できる提示用教材。一斉授業などの場面において、教員は電子黒板やプロジェクターなどに大きく教材を映せ、わかりやすく指導できる。対象学年は小学校1年生から6年生。

 「基礎・基本定着ドリル」は、個別学習・家庭学習で取り組むドリル教材。すららネットとの共同開発により製品化した。ひとりひとりに応じた学習を提供するアダプティブラーニング方式を採用しており、児童や生徒が学習の基礎や基本の定着を図ることを支援する。対象学年は小学校1年生から中学校3年生。

 「基礎・基本計算検定」は、すきま時間や朝の時間に取り組む計算の力を確かめる教材。小学校1年生から6年生を対象に、児童らに算数の基礎・基本となる計算の力が身に付いているかを確認できる。教員はレポート画面から児童の学習履歴を把握できるため、得た情報を日々の指導に生かすことができる。

 「CHIeru.net for School」はオープン価格。全国の文教関係の販売代理店を通し、おもに教育委員会、小学校、中学校に販売する。「基礎・基本習得パック」と「基礎・基本定着ドリル」に加え、7月26日から「基礎・基本計算検定」の販売もスタートした。監修は東北大学大学院情報科学研究科の堀田龍也教授と、東京学芸大学教育学部の高橋純准教授。
《佐藤亜希》

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