秀英予備校、デジタル・ナレッジのAI技術を採用…英語教材の4技能強化

 秀英予備校は小学生向け学習サービスの英語教科において、デジタル・ナレッジが提供する人工知能(AI)を活用した教材作成機能「AI Training+(エーアイ トレーニング プラス)」を導入すると発表した。小学4・5年生を対象に12月より実証実験を開始する。

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 秀英予備校は小学生向け学習サービスの英語教科において、デジタル・ナレッジが提供する人工知能(AI)を活用した教材作成機能「AI Training+(エーアイ トレーニング プラス)」を導入すると発表した。小学4・5年生を対象に12月より実証実験を開始する。

 AI Training+はAI技術を活用したトレーニング型教材作成機能で、新学習指導要領でも注目される“英語4技能”対策の教育課題にも対応可能なソリューション。AI Training+に教材を登録し出題を設定すると、講師1人では対応が難しい発話や書き取りの訓練もAI Training+システムが講師の「アシスタント」となり、指導を支援する。

 AI Training+は、1,500以上の導入実績を持つeラーニングシステム「KnowledgeDeliver(ナレッジデリバー)」のオプションとして利用可能。活用することで、テキストを人間のネイティブに近い発音で音声化した長文や会話文の音声教材を作成可能。学習者の英語の発音を取り込んでテキスト化することや、学習者が手書きで書いた英文を画像認識してテキスト化することもできる。

 さらに、学習者の発音や手書きの英文をもとにテキスト化された回答とあらかじめAIに学習させておいた正解を自動的に比較し、意味と文法の2つの評価軸で回答の適切さを判断するなど、「聞く、話す、読む、書く」の4技能すべてをトレーニングする教材を作成することができる。

 秀英予備校では、まずは小学4・5年生を対象に12月より実証実験を開始。小学生向けの英語教材にシステムを実装し、教育効果の検証や利便性の向上を図ったうえで本格的な導入を目指すという。
《畑山望》

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