2020年教育改革を大解剖、明光義塾の新「受験・教育情報サイト」

 個別指導の学習塾「明光義塾」を運営する明光ネットワークジャパンは9月、Webサイト内に「2020年教育改革」の情報を詳しく紹介した「明光義塾受験・教育情報サイト」を公開した。最新情報をわかりやすく伝えていく。

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 個別指導の学習塾「明光義塾」を運営する明光ネットワークジャパンは9月、Webサイト内に「2020年教育改革」の情報を詳しく紹介した「明光義塾受験・教育情報サイト」を公開した。教育改革について知らない保護者が約4割にのぼる現状を受け、最新情報をわかりやすく伝えていく。

 2020年には大きく大学入試制度などが変わり、「2020年教育改革」と呼ばれている。教育界においては、直接的に関わりがある高校の教員をはじめ、さまざまな立場の人がそこに向けて動き出している。

 しかし、保護者の中には教育改革について知らない人がいるということが明光義塾によるアンケートで明らかになった。9月に中・高校生の子どもを持つ全国の保護者700名を対象に調査を行った結果、約4割の保護者は「センター試験の廃止」「大学入学共通テストの開始」について「知らない」と回答。「センター試験の廃止」「大学入試共通テストの開始」を肯定的に思っている保護者は22.5%にとどまった。

 明光義塾では、教育改革のさまざまな情報を伝え、保護者の不安の声に応えようと、Webサイト内で「明光義塾受験・教育情報サイト」の公開をスタート。「テスト対策」「勉強方法」「受験情報」など子どもに身近なテーマを取り上げながら、教育改革の最新情報をわかりやすく伝えていく。

 10月30日現在、公開されているコラムは「日本の英語教育が変わる!?」「点数だけではなく課程も重要。定期テスト対策には集中的な勉強と考える力を伸ばす工夫を!」「変わる大学入試」など。小中高校生の子どもを持つ親が、他人事ではなく、自分の問題として教育改革に興味を持ってもらえるようなコンテンツの掲載を目指しているという。
《鈴木邦明》

鈴木邦明

帝京平成大学 人文社会学部児童学科 准教授。1971年神奈川県平塚市生まれ。1995年東京学芸大学教育学部卒業。2017年放送大学大学院文化科学研究科修了。神奈川県横浜市と埼玉県深谷市の公立小学校に計22年間勤務。2018年からは帝京平成大学において教員養成に携わっている。「学校と家庭をつなぐ」をテーマに保護者向けにも積極的に情報を発信している。

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