授業で理系能力を身に付ける、STEM教育機関向け「MapleCLASS」

 サイバネットシステムは2017年11月17日、STEM教育を支援するための教育機関向け製品「MapleCLASS」を発売すると発表した。基本プランは、「MapleCLASS FLEX」と「MapleCLASS SITE」の2種類。

教育ICT 先生
サイバネットシステム「MapleCLASS」の授業利用イメージ
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 サイバネットシステムは2017年11月17日、STEM教育を支援するための教育機関向け製品「MapleCLASS」を発売すると発表した。基本プランは、「MapleCLASS FLEX」と「MapleCLASS SITE」の2種類。

 サイバネットシステムが提供する「Maple(メイプル)」は、サイバネットシステムのグループ会社であるMaplesoftが開発・販売・サポートする数式処理システム。「Maple T.A.」は、Mapleの計算機能を利用したオンラインテスト・評価システム。おもに数学を中心とした学科の授業のために設計されたという。

 MapleCLASS」は、MapleとMaple T.A.を組み合わせた教育機関向け製品。数学を基盤とする基礎的な理系能力を、授業を通じて学生にしっかりと身に付けさせることを目的としている。

 学生は、Mapleの数式処理機能を利用して数学や物理の概念を学ぶことができ、Maple T.A.で復習テストや宿題に取り組める。一方、教師はMaple T.A.を使って自動的に採点や成績評価を行うことができる。これにより、学生の理解度や到達度の検証を迅速かつ手間をかけずに行えるので、反転学習やアクティブラーニングなどにより学生の能動的な授業参加を促すことが可能となり、学生の理系能力の総合的な底上げを図ることができるという。

 基本プランは、「MapleCLASS FLEX」と「MapleCLASS SITE」の2種類。「MapleCLASS FLEX」は、Maple T.A.の利用人数に合わせて柔軟な設定が可能。利用期間は、授業プランに合わせて好きな期間を連続で最長3か月まで設定できる。

 「MapleCLASS SITE」は、30人の小規模クラスから500人以上の大規模クラスまで対応可能。サイトライセンスであるため、学部や学科の枠にとらわれず利用したい人が利用できる。サイトライセンスの利用期間は1年。
《外岡紘代》

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