学生の就活・採用支援事業を展開するリーディングマークは、運営する就活サイト「レクミー」で、「2018年卒・超上位大学生就職企業人気ランキング」を実施し、上位100社を発表した。1位~5位はすべて商社となった。 「レクミー超上位大学生就職企業人気ランキング」は、2011年度より毎年実施している、就職人気企業の実態調査。2018年3月卒業見込みの全国大学3年生、大学院1年生(調査開始時点)5,320名を対象に、2017年3月1日~2017年3月31日の期間で実施された。 対象大学は、東京大学、慶應義塾大学、早稲田大学、東京工業大学、一橋大学、京都大学、大阪大学、神戸大学、北海道大学、東北大学、名古屋大学、九州大学など計27大学。有効回答は、文系が80.1%、理系が13.2%、そのほか6.7%で、男性67.9%、女性32.1%。 ランキングの1位は「三菱商事」で、全体の23.72%。2位は「三井物産」で20.28%、3位は「伊藤忠商事」16.9%、続く4位も商社の「丸紅」で14.68%、5位も商社で「住友商事」の13.63%だった。特に上位2社については、5人に1人が就職を希望しているという結果となった。 商社を希望する理由としては、「海外で活躍でき、グローバルな感覚が身につきそうだ」「多様な事業があり、色々な経験が得られると思う」「将来的に安定してよい給料が得られそう」などの声があがっているという。そのほか、日本空輸(ANA)、日本航空(JAL)の航空業界がともにランクをあげた。また、電通は、26位とランクを落とした結果となった。