【年末年始】小学生のお年玉は増加傾向、平均1万9,386円

 小学生がもらうお年玉はここ数年で増加傾向にあり、特に低学年での増額が目立つことが2017年12月25日、学研教育総合研究所の調査結果から明らかになった。2017年のお年玉の平均総額は、幼児が1万5,024円、小学生が1万9,386円、中学生が2万6,529円だった。

生活・健康 小学生
画像はイメージ
  • 画像はイメージ
  • 幼児が2017年にもらったお年玉の平均総額
  • 小学生が2017年にもらったお年玉の平均総額
  • お年玉の使い道(小学生)
  • 中学生が2017年にもらったお年玉の平均総額
  • 学研教育総合研究所
 小学生がもらうお年玉はここ数年で増加傾向にあり、特に低学年での増額が目立つことが2017年12月25日、学研教育総合研究所の調査結果から明らかになった。2017年のお年玉の平均総額は、幼児が1万5,024円、小学生が1万9,386円、中学生が2万6,529円だった。

 調査は、「白書シリーズ」として学研教育総合研究所が2010年から実施しているインターネット調査をまとめたもの。調査期間は、2017年8月24日~29日。調査対象は、幼稚園・保育園に通っている3~5歳児と保護者1,200組、小学生と保護者1,200組、中学生と保護者600組。今回、調査項目の一部結果を速報として発表した。

 幼児が2017年にもらったお年玉の平均総額は1万5,024円。もっとも多い金額帯は「5,000~1万円未満」16.3%、ついで「1万~1万5,000円未満」16.1%、「2万~2万5,000円未満」15.2%と続き、「3万円以上」との回答も17.6%あった。一方、「なし(もらっていない)」という回答も10.5%を占めた。

 小学生がもらうお年玉の平均総額は1万9,386円。2015年1万7,578円、2016年1万9,056円と、この3年間で増加傾向にあるほか、低学年、中学年、高学年と年齢層があがるほど高額になる傾向にあった。また、特に低学年での金額増が目立ち、2016年と比べて1年生が1,748円、2年生が1,845円増えている。

 お年玉の使い道は、1位の「貯金」が83.3%と大多数を占めた。2位は「おもちゃ」25.9%、3位は「ゲーム機・ゲームソフト」19.4%。男女別では、男子は「ゲーム機・ゲームソフト」、女子は「文房具(ステーショナリー)」との回答が多かった。また、女子は6年生になると「洋服などの衣類」や「アクセサリー」との回答が急増する傾向も見られた。

 中学生のうち、お年玉を「もらっている」と回答した割合は95.0%。平均総額は2万6,529円。学年があがるにつれて上昇し、中学3年生の平均総額は2万9,445円。1年生と2年生で207円、2年生と3年生で4,270円の開きがあった。
《奥山直美》

【注目の記事】

特集

編集部おすすめの記事

特集

page top