九工大学生ベンチャー×九州市、学童クラブでプログラミング実証実験

 キッズプログラミングを中心に論理思考の育成・解析を行う、九州工業大学発の学生ベンチャー企業「ロジコモン」は、平成30年の2月から3月にかけて、全4回にわたり北九州市内の学童クラブにおいてプログラミング授業の実証実験を行う。

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ロジコモン
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  • キッズプログラミング授業のようす(イメージ)
 キッズプログラミングを中心に論理思考の育成・解析を行う、九州工業大学発の学生ベンチャー企業「ロジコモン」は、平成30年の2月から3月にかけて、全4回にわたり北九州市内の学童クラブにおいてプログラミング授業の実証実験を行う。

 実証実験は、北九州市が取り組んでいる「スタートアップ企業支援の一環」としてサポートを受けて実施する。将来子どもたちが直面するであろう、先進技術進歩による職業選択の縮小やIT技術者の枯渇などの問題に関して、企業と自治体とが協調しどのような取組みが必要となってくるのかを実証することが目的。

 北九州市内の放課後児童クラブの全面協力のもと、クラブに通う小学1年生から5年生を対象に、プログラミングの考え方や端末操作などを指導したのち、実際にプログラムを考えタブレットなどに反映させる簡単なゲームを行なう。1~2年生には「迷路をつくってみよう!」を、3~5年生には「ロボカーを走らせて図形を描いてみよう!」を実施。学年に応じたプログラミング授業を展開する。

 ロジコモンでは、今後さまざまなプログラミングにおけるカリキュラムを学習する過程で、児童生徒がどのような行動をするかログを収集するソフトウェアを開発し、集積したビッグデータをもとに初等教育における論理的思考の評価方法を数値化する研究を行うという。

◆ロジコモン キッズプログラミング授業の実証実験
日程:平成30年2月10日(土)、2月24日(土)、3月10日(土)、3月24日(土)
時間:10:00~
場所:港が丘児童クラブ(福岡県北九州市門司区清見1-18-38 市立港が丘小学校内)
《畑山望》

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