教育版レゴマインドストーム正規代理店のアフレルは、小中学生対象の「EV3ロボット動画コンテスト2017」の審査結果を発表した。グランプリ作品に「ものまねロボットを作ってみた」、準グランプリ作品に「未来のピアニスト」「授業のランキング付をするロボ」の2作品が選ばれた。 「EV3ロボット動画コンテスト」は、小中学生のものづくりへの情熱を応援するコンテスト。ものづくりの楽しさを実感し、創造力を活用したロボット制作に取り組む機会として実施。2017年12月15日~2018年1月15日の期間に作品を募集した。 コンテストのテーマは「未来」。応募作品は「教育版レゴマインドストーム EV3」を使用してロボットを作成する。プログラムして動かした作品を動画で撮影・編集して、YouTubeにアップロードしたものが審査された。 見る人の好奇心を刺激するような作品を募集したところ、日常生活からヒントを得た楽しいロボットや、災害救助に役立つロボットなど、アイデアあふれる動画作品が寄せられた。 審査員は、レゴブロック・テクニックマイスターの五十川芳仁氏、慶應義塾大学環境情報学部在学中でロボットクリエイターの近藤那央氏、アフレル技術センター長の軽部禎文氏のほか、一般投票を行った。審査は「機構」「アイデア」「映像の魅力」の3点で行われ、ロボットの機構(動きの仕組み)がポイントとなった。 グランプリ作品は「ものまねロボットを作ってみた」が受賞。作者は「未来はロボットが人間の物まねをしたらおもしろいんじゃないかと思って、物まねロボットを作りました」とコメントを寄せた。また、準グランプリは、「未来のピアニスト」「授業のランキング付をするロボ」の2作品が受賞した。