通信機器を使う幼児35.8%、目的は「動画閲覧」

デジタル生活 未就学児

幼児jが自由に使える通信機器
  • 幼児jが自由に使える通信機器
  • 幼児の通信機器の利用目的
  • 幼児の通信機器の平均利用時間
 3~5歳児のうち、スマートフォンなどの通信機器を家庭内で使っている子どもは35.8%で、利用目的の6割は動画閲覧であることが2018年3月16日、学研教育総合研究所の調査結果から明らかになった。通信機器の平均利用時間は1時間11分であった。

 調査は2017年8月24日~29日、幼稚園・保育園に通う3~5歳の男女とその保護者を対象にインターネットで実施。有効回収数は1,200人(各年齢男女100人)。結果を幼児白書Web版「幼児の日常生活・学習に関する調査」として公表した。

 家庭内で通信機器を使っている幼児は35.8%。使用している通信機器は、「スマートフォン(家族と共有)」13.8%、「タブレット(家族と共有)」13.6%、「パソコン(家族と共有)」9.9%の順に多かった。子ども専用機器は、「タブレット」3.5%、「ゲーム機」3.2%、「スマートフォン」2.2%、「パソコン」0.8%だった。

 通信機器の利用目的は、「動画の閲覧」が60.5%と圧倒的に多かった。このほか、「ゲームをする」32.8%、「趣味のための情報収集」10.2%、「学習サービスを利用する」5.8%、「勉強のための情報収集」5.6%、「家族との連絡手段」5.1%と続いた。

 年齢別の結果を分析したところ、「動画の閲覧」は3歳(61.3%)から5歳(59.9%)にかけて1.4ポイント減と大きな変動はなかったが、「ゲームをする」は3歳(23.4%)から5歳(40.1%)にかけて16.7ポイント増と急激に高まっていた。

 幼児全体の通信機器の平均利用時間は1日あたり22分。年齢があがるにつれて長くなる傾向にあった。一方、「通信機器を利用する」と回答した子どもに限ると、平均利用時間は1時間11分となり、全体平均との差は49分にのぼった。「2時間以上」という子どもも5歳6.0%、4歳5.0%、3歳4.6%おり、幼児期から長時間にわたって通信機器を利用する子どもの姿が垣間見える結果となっている。
《奥山直美》

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