パラリンピックの魅力を伝える教材「I’mPOSSIBLE」中高生版も登場

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パラリンピック教育教材「I’mPOSSIBLE」送付用パッケージ
  • パラリンピック教育教材「I’mPOSSIBLE」送付用パッケージ
  • パラリンピック教育教材「I’mPOSSIBLE」(東京2020教育プログラム特設サイト)
 日本財団パラリンピックサポートセンター(パラサポ)と日本パラリンピック委員会(JPC)は、国際パラリンピック委員会(IPC)公認教材「I’mPOSSIBLE」日本版の小学生版第二弾と中高生版を作成した。全国の小中高校や特別支援学校約3万6,000校に無償配布する。

 「I’mPOSSIBLE」は、学校教育を通じて、より多くの子どもたちにパラリンピックの魅力を伝えるため、IPCが開発した教材。タイトルには、「不可能(impossible)だと思えたことも、ちょっと考えて工夫さえすれば何でもできるようになる(I'm possible)」という、パラリンピックの選手たちが体現するメッセージが込められている。

 日本版は、国際版の内容をもとに日本国内の教育現場で使いやすいように編集し直したもの。パラサポとJPCが、IPCの開発を担うアギトス財団と共同で開発した。東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会の東京2020教育プログラム(愛称:ようい、ドン!)のパラリンピック教材にも位置付けられている。

 第一弾となる小学生版は、2017年度に全国の小学校へ1セットずつ送付。教師用(教師用ハンドブック、教師用指導案、教師用授業ガイド)、児童用(授業用シート、児童用ワークシート)、資料DVDで構成し、小学校高学年用に45分(1時限)で完結するよう編集した4授業分がある。

 今回新たに配布する小学生版第二弾は、小学校高学年向けの座学3時間と実技2時間の5授業分。パラリンピックの価値(勇気、強い意志、公平、インスピレーション)をテーマにした座学、ボッチャやガイドランナーを体験する実技の授業で構成。追加の新ユニットとして、全国の小学校や特別支援学校に配布する。

 また、国際版は小学生のみを対象としているが、現場からの要望に応え、小学生版第一弾をもとに中高生向けに再編集した4授業分(座学2時間、実技2時間)を新たに作成。小学校で学習した生徒が、中学や高校で再度学習しても楽しめる内容をコンセプトに中高生版としてまとめており、2018年度から全国の中学校や高校に配布する。

 小学生版第二弾と中高生版は、2018年6月5日以降、1校1セットずつ発送。各都道府県・市区町村教育委員会にも無償配布する。東京2020組織委員会「東京2020教育プログラム」特設サイト内からもダウンロードして活用することができ、今回の追加教材は2018年6月中旬に掲載予定。

 教材は今後も増やしていく計画で、2020年度までに小学生版・中高生版ともにそれぞれ合計15授業分となる予定だという。
《奥山直美》

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