2017年度TOEICプログラム、受験者数・平均スコアまとめ…IIBCレポート

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TOEIC L&Rの実受験者数と平均スコア
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  • TOEIC S&Wの実受験者数と平均スコア
  • TOEIC L&RとTOEIC S&Wの受験者数推移
  • TOEIC Listening & Reading Testの受験制度 2つの受験制度について
 日本でTOEIC Programを実施・運営する国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)は2018年6月28日、前年度にあたる2017年度TOEIC Programの公開テスト、団体特別受験制度(IPテスト)の受験者数と平均スコアを発表した。

 IIBCは毎年、前年度のTOEIC Programの受験者数と平均スコアをまとめ、「TOEIC Program DATA & ANALYSIS」として公表している。新しく公開された2017年度データレポート「TOEIC Program DATA & ANALYSIS 2018」では、TOEIC Listening & Reading Test(TOEIC L&R)とTOEIC Speaking & Writing Tests(TOEIC S&W)の2017年度実受験者数と平均スコアがまとめられている。

2017年度 TOEIC Program受験者数と平均スコア



 2017年度TOEIC L&R全体の平均スコアは、公開テストで582点、IPテストで467点だった。TOEIC L&Rのトータルスコアの平均は、「Totalスコア合計÷受験者数」により算出している。申込みに基づく年度合計受験者数は、公開テストが1,192,000人、IPテストが1,289,000人だった。所属学校・学年別の受験者数および平均スコアを見ると、中学校(511人)は502点、高校(31,306人)は412点、高専(16,153人)が354点、専門学校(19,445人)が467点、短大(8,056人)が411点、大学(440,533人)が449点、大学院(9,408人)が524点だった。

 2017年度TOEIC S&W全体の平均スコアは、公開テストではTOEIC Speaking Testが124.5点、
TOEIC Writing Testが141.2点
IPテストではTOEIC Speaking Test が103.4点、TOEIC Writing Testが124.5点だった。問題数は、Speaking Testは計11問、Writing Testは計8問。申込みに基づく年度合計受験者数は、公開テストは14,200人、IPテストは23,800人だった。

公開テストとIPテストの違い



 TOEIC L&RとTOEIC S&Wはいずれも、公開テスト団体特別受験制度IPテスト:Institutional Program)がある。公開テストはおもに個人で申込み、IIBCが指定する会場で受験する。IPテストでは、実施団体の都合にあわせた日程および会場で、実施団体の進行・管理に基づいて試験を実施する。IPテストの申込みは、企業や学校などの実施団体ごとに行う。

 公開テストとIPテストの問題難易度は同じ。IIBCによると、公開テストのほうが難しい、もしくはIPテストのほうが簡単などの設定はない

 よって、申込み形式や実施方法が異なる以外、公開テストとIPテストに大きな違いはない。ただし、出題については、IPテストでは過去の公開テストで出題された問題を利用している点が異なる。しかし、過去のテスト全体がそのまま再利用されるわけではない。さらに、TOEIC L&Rの設問数は全200問におよぶことから、過去に出た問題をすべて記憶しておくことは容易でない。そういった背景からも、「公開テストのほうが難易度が高い」「IPテストは過去受験者が有利」とは言えなさそうだ。
《佐藤亜希》

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