日本ゲーム大賞「U18部門」受賞作品決定…銀賞に小学生

 コンピュータエンターテインメント協会(CESA)は2018年9月23日、日本ゲーム大賞2018「U18部門」の決勝大会を「東京ゲームショウ2018」のイベントステージで開催し、受賞作品を決定した。金賞には、徳島市立高校の渡邉大誠さんが制作した「モチ上ガール」が選ばれた。

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金賞作品「モチ上ガール」
  • 金賞作品「モチ上ガール」
  • 銀賞作品「なんで僕だけこんな目に」
  • 銅賞作品「THE REALITY」
 コンピュータエンターテインメント協会(CESA)は2018年9月23日、日本ゲーム大賞2018「U18部門」の決勝大会を「東京ゲームショウ2018」のイベントステージで開催し、受賞作品を決定した。金賞には、徳島市立高校の渡邉大誠さんが制作した「モチ上ガール」が選ばれた。

 日本ゲーム大賞「U18部門」は、18歳以下の次世代クリエイター発掘を目的に新設。100を超えるエントリーの中から一次審査、予選大会を経て6作品が決勝大会に進出した。

 決勝大会は9月23日、幕張メッセを会場に開催された「東京ゲームショウ2018」のイベントステージにおいて実施。審査員の試遊プレイによる実機審査、制作者の最終プレゼンテーション審査の評価により、金賞、銀賞、銅賞を決定した。

 金賞に輝いたのは、キャラクターを操作し、道中にある寿司などのアイテムを取りながらゴールを目指すゲーム「モチ上ガール」。制作者は、徳島市立高校の渡邉大誠さん。餅を伸ばす技を活用して進んでいくことができ、作品紹介によると「敵を餅突撃でアクロバティックに連続でガツガツ倒すと楽しい。餅をうまく操作するとハイスピードでステージを駆け抜けることができる。隠された全27個のアイテムを、音を頼りに集めたり、タイムアタックで最速を目指したりできる」という。

 銀賞には、横浜市立美しが丘小学校の池上颯人さんが制作した「なんで僕だけこんな目に」が選ばれた。上から転がり落ちて来る敵をよけたり、パンチしたりしながら、30秒間耐えるゲームで、作品紹介によると「スピーディーな爽快感を味わえる。ステージごとに違う敵になり、意外性もあり面白い」という。銅賞は古堅武琉さん(沖縄工業高等専門学校)制作のSF・アクションゲーム「THE REALITY」に決定した。

 なお、受賞作品をはじめ、決勝大会に進出した6作品の紹介動画は、日本ゲーム大賞U18部門のWebサイトから見ることができる。
《奥山直美》

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