受験生の母親の心配事は風邪やインフルエンザ、その予防対策は?

 受験生の母親の心配事は、「風邪やインフルエンザにかかること」が7割以上でもっとも高いことが、日本能率協会総合研究所が2018年12月4日に発表した調査結果より明らかとなった。

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子どもは受験のために塾や予備校に通っているか
  • 子どもは受験のために塾や予備校に通っているか
  • 子どもは平日の塾や予備校で食事を摂るか
  • 子どもは休日の塾や予備校で食事を摂るか
  • 子どもが塾で食べる食事は、どのように用意したものか
  • 受験を控えた子どもに関する事柄で、現在心配になっているものはあるか
  • 受験を控えた子どものために、すでに対策として利用しているもの
 受験生の母親の心配事は、「風邪やインフルエンザにかかること」が7割以上でもっとも高いことが、日本能率協会総合研究所が2018年12月4日に発表した調査結果より明らかとなった。

 「受験生の母親を対象とした意識調査」は、全国の受験生(幼稚園保育園年長・小学6年生・中学3年生・高校3年生)の母親を対象に、受験を控えた子どもの通塾実態や体調管理への取組みの実態を把握することを目的に実施したもの。11月15日~20日に調査を実施し、1,509人の有効サンプルを得た。

 受験生の通塾率は全体で58.4%。小学受験では51.4%、中学受験では78.6%、高校受験では62.4%、大学受験では43.3%で、中学受験の通塾率がもっとも高かった。中学受験の子どもの通塾頻度は、「週に5日以上」17.3%、「週に3~4日」32.1%でほかの受験生よりも高かった。

 受験生が塾で食事を摂る割合は、平日が27.9%、休日が44.6%だった。平日の塾で夕食を摂る割合は、小学受験が21.6%、中学受験が36.6%、高校受験が10.0%、大学受験が17.5%と、中学受験がほかの受験生に比べて高かった。塾で食べる食事は、全体では「家で作ったお弁当」69.7%、「コンビニやお弁当屋、ファーストフード店などで買う」28.4%の順に高かった。高校受験だけは、「コンビニやお弁当屋、ファーストフード店などで買う」48.2%が最多だった。

 受験を控えた子どもに関し心配していることは、「風邪やインフルエンザにかかること」72.4%が最多で、「体調管理」65.6%、「勉強・学業」48.3%などが続いた。風邪・インフルエンザ予防対策としてすでに利用しているものは、「ヨーグルト」52.2%が最多で、「マスク」51.6%、「ハンドソープ」44.8%などが続いた。
《桑田あや》

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