AIみまもりロボ「GPS BoT」行動範囲から離れると自動通知する新機能追加

 Bsize(ビーサイズ)は2019年4月10日、AIみまもりロボット「GPS BoT」の新機能として、AIが子どもの行動範囲を自動学習し、普段の行動範囲から離れた時にAIが自動で判定、保護者のスマートフォンにPUSH通知で知らせする機能をリリースした。

生活・健康 小学生
GPS BoT 使用イメージ
  • GPS BoT 使用イメージ
  • AIみまもりロボット「GPS BoT」
  • AIみまもりロボット「GPS BoT」
 Bsize(ビーサイズ)は2019年4月10日、AIみまもりロボット「GPS BoT」の新機能として、AIが子どもの行動範囲を自動学習し、普段の行動範囲から離れた時にAIが自動で判定、保護者のスマートフォンにPUSH通知で知らせする機能をリリースした。

 共働き世帯が増え、通学時や放課後など「子ども1人の時間」が増えている一方、核家族化や超高齢化社会による地域コミュニティの希薄化により、子どもの見守り人員の不足が問題となっている。「GPS BoT」は、こうした「見守りたいけど見守れない」保護者の課題に向き合い、「AIが子どもに寄り添うように見守る」をコンセプトに開発されたテクノロジー製品。子どものランドセルに入れるだけで携帯電話回線に自動接続し、クラウドのAIが常に子どもの居場所を見守る。端末を持ち歩くだけで、AIが自動で子どものよく行く場所を学習し、目的地への到着や出発を保護者のスマートフォンにPUSH通知で知らせる。

 GPSの電波だけでなく、周辺のWiFiアクセスポイントや携帯基地局の電波も取得し、クラウド上で位置を補正・特定するため、一般的なGPS端末では難しかった屋内や地下での位置特定も可能。最短1分~2分間隔で子どもの現在地を自動で把握し、保護者のアプリに最新の位置情報を表示する。また、現在地だけでなく、過去1週間分の移動履歴も確認可能。子どもは端末をカバンに入れるだけで一切操作の必要がない「操作レス」「全自動」のみまもりを実現した。2017年4月のサービスリリース以降、2019年3月末時点で累計販売台数は4万台を突破している。

 今回新たに、行動範囲の自動学習と行動範囲の逸脱を自動で通知する機能を追加。保護者が都度子どもの居場所をチェックしなくても「何かあれば通知がくる安心感」を形にした。クラウドに蓄積された子どもの行動パターンをAIが自動学習し、普段の行動に応じて「行動範囲」を決定。学習結果は、スマホアプリ上で保護者に提案され「ふつう」「やや広め」「広め」の3パターンから、子どもの年齢や家庭事情に合わせて選択できる。選択した「行動範囲」から子どもが逸脱した場合には、AIが自動で判断し保護者のスマートフォンへ「ふだんの行動範囲から離れたようです」と通知が届く。

 GPS BoTは、端末代4,800円と月額480円(いずれも税別)で利用可能。初期契約時の手数料や解約料、契約年数の縛りなど、追加費用や付帯条件は一切なく、格安SIMスマホでも利用できる。端末はBsizeのWebサイトにて販売している。
《畑山望》

【注目の記事】

特集

編集部おすすめの記事

特集

page top