保育園・幼稚園のICT化、4人に1人が生産性向上を実感

 ITサービスを使って良かった点について、保育園・幼稚園関係者の約4人に1人が「作業時間が大幅に短縮された」「ミスが減った」と回答していることが、うるるが2019年5月8日に発表した調査結果より明らかとなった。

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 ITサービスを使って良かった点について、保育園・幼稚園関係者の約4人に1人が「作業時間が大幅に短縮された」「ミスが減った」と回答していることが、うるるが2019年5月8日に発表した調査結果より明らかとなった。

 「保育園/幼稚園のICT活用状況調査」は、保育士・幼稚園教諭・園関係経営者・園関係従事者の20歳から69歳の男女を対象に実施。2019年3月15日から3月17日に調査し、334名の有効回答を得た。

 保育園・幼稚園関係者が業務で利用しているITサービスやツールでもっとも多かったものは、緊急時に保護者へ連絡する際に利用する「緊急連絡システム」35.3%。ついで園や家庭でのようすを伝える「連絡帳」35.0%と、いずれも保護者とのコミュニケーションツールが上位となった。一方、「帳票管理システム」や「会計処理システム」などの園の内部事務で利用するツールは導入率が低いことがわかった。

 ITサービスを使って良かった点については、「作業時間が大幅に短縮された」27.2%、「ミスが減った」26.0%との回答が多く、生産性向上に関する効果が上位となった。そのほか、「コミュニケーションがしやすくなった」25.1%、「園内での情報共有がしやすくなった」18.6%、「父兄が喜んでくれるようになった」14.1%などが続いた。

 園関係者の仕事上の悩みについては、「給与が低い」50.9%がもっとも多く、ついで「事務作業が多い」38.0%、「仕事がすべて手作りのため、時間がかかる」31.1%など。また、公立の保育園の回答者のみに絞ると、1位の「給与が低い」と同レベルで「事務作業が多い」ことが悩みと答えており、公立園の方が私立園よりも事務作業が多い実態が明らかとなった。うるるはこの調査結果を受け、公立園におけるICT化が進めばより生産性向上に役立つ結果となると分析している。
《桑田あや》

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