薬剤師国家試験合格率Top20から見る「薬学部ランキング2019」…合格倍率・受験者数・辞退率

 夏休みを目前に、進学したい学部を決めて志望校を検討している受験生も多いのではないだろうか。リセマムでは、国家試験合格率の上位大学を対象に合格倍率・受験者数・辞退率を調査した。医学部に続く第2弾として、薬学部ランキング2019を紹介する。

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「薬学部ランキング2019」 合格倍率トップ20
  • 「薬学部ランキング2019」 合格倍率トップ20
  • 第104回薬剤師国家試験 合格率トップ20
  • 「薬学部ランキング2019」 受験者数トップ10
  • 「薬学部ランキング2019」 入学辞退率(低い順)トップ10
 夏休みを目前に、進学したい学部を決めて志望校を検討している受験生も多いのではないだろうか。リセマムでは、国家試験合格率の上位大学を対象に合格倍率・受験者数・辞退率を調査した。医学部に続く第2弾として、薬学部ランキング2019を紹介する。

 「薬学部ランキング2019」は、2019年に実施された第104回薬剤師国家試験における合格率トップ20の大学をピックアップし、薬学部の入試結果を調べた。各数値は代々木ゼミナールがWebサイトで公開している「2019年度入試結果」の一般入試の結果を参考にしている。

 合格倍率(受験者数/合格者数)がもっとも高かったのは、「近畿大学」5.59倍。ついで「名古屋市立大学」4.71倍、「明治薬科大学」4.35倍、「静岡県立大学」4.34倍、「星薬科大学」4.30倍。

 受験者数が多い順に見ると、1位「近畿大学」3,737人、2位「東京理科大学」3,147人、3位「星薬科大学」2,977人、4位「明治薬科大学」2,840人、5位「北里大学」2,197人。上位10校はすべて私立大学が占めた。

 入学辞退率(合格者数と入学者数との差の、合格者数に対する割合)が低い順に見ると、1位「広島大学」1.52%、2位「九州大学」2.38%、3位「北海道大学」7.69%、4位「金沢大学」9.88%、5位「岡山大学」10.34%。上位10校はすべて国公立大学だった。

 各項目でのトップ10は次のとおり。

◆合格倍率トップ10
1位「近畿大学」5.59倍
2位「名古屋市立大学」4.71倍
3位「明治薬科大学」4.35倍
4位「静岡県立大学」4.34倍
5位「星薬科大学」4.30倍
6位「北里大学」3.97倍
7位「北海道大学」3.96倍
8位「岐阜薬科大学」3.87倍
9位「慶應義塾大学」3.78倍
10位「東邦大学」3.73倍

◆受験者数トップ10
1位「近畿大学」3,737人
2位「東京理科大学」3,147人
3位「星薬科大学」2,977人
4位「明治薬科大学」2,840人
5位「北里大学」2,197人
6位「京都薬科大学」2,085人
7位「慶應義塾大学」2,011人
8位「名城大学」1,973人
9位「神戸薬科大学」1,853人
10位「東邦大学」1,655人

◆入学辞退率(低い順)トップ10
1位「広島大学」1.52%
2位「九州大学」2.38%
3位「北海道大学」7.69%
4位「金沢大学」9.88%
5位「岡山大学」10.34%
6位「長崎大学」24.07%
7位「徳島大学」25.21%
8位「静岡県立大学」30.43%
9位「岐阜薬科大学」33.67%
10位「名古屋市立大学」36.52%

 入学者数が公表されていない大学については、入学辞退率を(合格者数-募集人員)/合格者数×100として算出した。また国公立大学には倍率やセンター試験の得点で二次試験の受験資格者数の制限をかけている大学もある。
《工藤めぐみ》

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