東洋経済新報社は2019年7月22日、週刊東洋経済の7月27日号を発売した。「中高一貫校」をテーマに学校選びを大特集。学力伸長度ランキングや学費、校風、注目学校リポートなどを交えながら、「偏差値だけで見ない、子ども本位の学校選び」を解説している。 2021年からの大学入試改革で、学力だけでなく「主体的に学ぶ力」が求められ、人気が再来している中高一貫校。新たな入試への不安から、付属校を目指す動きもある中、7月27日号では最新保存版として「中高一貫校」を特集している。 パート1では、学力伸長度や卒業時偏差値などの「全国中高一貫校トップ100ランキング」、学習塾が勧める学校などを掲載。中高一貫校の校風については、「校風マトリックス」と題して、4つの要素からわかりやすく分類している。 パート2では、レゴやプログラミングによる合否判定、算数1科入試の急増など、新しい中学入試の動きを解説。気になる私立のお金事情については、「私立一貫校に行かせるならば年150万円を覚悟しよう」などとと取り上げている。 パート3以降では、伸びる進学校、進化する名門校、魅力ある付属・系属校などをピックアップ。「先端を行く話題の学校」では、河合塾がつくったドルトン東京学園、角川ドワンゴが新設したN中等部など、「話題の公立」として、大阪市立水都国際と都立南多摩を紹介している。 紙版と電子版があり、定価は紙版が710円(税込)、電子版が690円(税込)。◆週刊東洋経済 2019年7月27日号 発売日:2019年7月22日(月)出版社:東洋経済新報社定価:紙版710円(税込)、電子版690円(税込)目次:第1特集 中高一貫校・偏差値だけに依存しない学校選び・4つの要素で「校風」を見る 校風マトリックス<01 ランキングで知る> 全国中高一貫校トップ100ランキング 学力伸長度ランキング/卒業時偏差値ランキング/東大・京大合格者比率ランキング/上位校合格者数ランキング 学習塾への調査でランキング 偏差値では見えない特色のある一貫校<02 中学入試に備える> 新しい中学入試形態が増加中 レゴやプログラミングで判定 「算数1科入試」が急増中! 大ブームの背景を読み解く 受験対策は塾選びから 足を運んで特性をつかもう カリスマ家庭教師が語る 中学受験の乗り越え方 アートオブエデュケーション代表 安浪京子 「偏差値」にだまされない 子どもに合った学校の選び方 私立一貫校に行かせるならば年150万円を覚悟しよう<03 厳選 伸びる進学校> 「生徒が伸びる学校」は何が違うのか STEAM、生きた英語教育 一貫校教育はここまできた 「アップル認定校」の希少価値 女子校だからこそ教えられる「キャリア教育」の深い中身 芸術大への進学に女子校が強い理由 「人気校とそうでない学校の差は大きい」 森上教育研究所代表 森上展安<04 名門中高の進化> 進化する武蔵、女子学院 世田谷学園、開明にも熱視線<05 付属校は正解か> 人気高まる大学付属校 問題点も知っておこう エスカレーターだけではない 「付属・系属校」本当の魅力 「中高大10年一貫教育」の可能性<06 先端を行く話題の学校> ドルトン東京学園のインパクト 角川ドワンゴ学園が運営 新設「N中等部」の独自性 実力派校長の影響力は絶大 改革請負人で変わる学校<07 公立一貫校の現在地> 公立校の人気衰えず 教育内容・進学で成果 大阪に英語重視の新設校 多摩地域で光る都立一貫校