2019年夏、梅雨明け早々猛暑到来…暑さのピークは2回

 ウェザーニューズは2019年7月23日、「猛暑見解2019」を発表した。梅雨明け後は平年並みの暑さと厳しい暑さの時期が交互に訪れ、7月下旬から9月の気温は、広範囲で平年よりもやや高くなる見込み。暑さのピークは「7月末から8月上旬」と「8月末から9月上旬」と予想される。

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2019年 猛暑見解
  • 2019年 猛暑見解
  • 2019年の猛暑ピーク時の天気図イメージ
  • 「熱中症アラーム」サンプル
 ウェザーニューズは2019年7月23日、「猛暑見解2019」を発表した。梅雨明け後は平年並みの暑さと厳しい暑さの時期が交互に訪れ、7月下旬から9月の気温は、広範囲で平年よりもやや高くなる見込み。暑さのピークは「7月末から8月上旬」と「8月末から9月上旬」と予想される。

 太平洋高気圧の勢力が次第に強まり、7月末にかけて全国各地で梅雨明けすると予想されている。梅雨明け後は、西・東日本を中心に夏空が広がる日が多くなり、梅雨明け早々厳しい暑さが到来する見込み。平年並みの暑さと厳しい暑さの時期が交互に訪れ、7月下旬から9月までの気温は、西・東日本と東北で平年よりやや高く、沖縄や北海道で平年並みからやや高くなる見通し。35度を超える猛暑日になるところもありそうだという。また、暑さと湿った空気の影響で、にわか雨や雷雨にも注意が必要。

 太平洋高気圧とチベット高気圧が暑さの鍵を握っており、猛暑のピークは「7月末から8月上旬」と「8月末から9月上旬」の2回とみられている。8月中旬から下旬前半は、フィリピン近海で対流活動が不活発となる影響で太平洋高気圧の勢力が弱まり、暑さはやや収まる予想。9月後半からは、カラッとした空気をもたらす秋の高気圧に覆われるようになり、少しずつ秋らしくなっていく見込みだという。

 ウェザーニューズは、熱中症の危険を事前にスマホにPUSH通知で知らせる「熱中症アラーム」サービスを提供している。「熱中症アラーム」では、あらかじめ設定をオンにしておくだけで、現在地の熱中症の危険性が、熱中症患者が急激に増加する“警戒レベル”、室内にいても熱中症になる恐れがある“最大危険レベル”に達する恐れがある場合に通知を受け取ることができる。「熱中症アラーム」は、スマホアプリ「ウェザーニュース」内の「お天気アラーム」から、簡単に設定できる。
《外岡紘代》

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