英語学習における課題…2位はリスニング、1位は?

 英語学習における課題(伸ばしたい能力)の1位は「スピーキング」、2位は「リスニング」となり、「話す」「聞く」の2技能が特に課題とされていることが、GRITが2019年8月8日に発表した調査結果より明らかとなった。

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 英語学習における課題(伸ばしたい能力)の1位は「スピーキング」、2位は「リスニング」となり、「話す」「聞く」の2技能が特に課題とされていることが、GRITが2019年8月8日に発表した調査結果より明らかとなった。

 英語学習における調査は、GRITが展開する英語学習コーチングプログラム「PROGRIT」の顧客の男女計6,037名を対象に実施。内訳は10代88名、20代1,584名、30代2,434名、40代1,573名、50代330名、60代以上23名。調査期間は、2017年11月11日から2019年7月8日。

 英語における課題(伸ばしたい能力)について選択する問いで、もっとも多く選ばれたのは「スピーキング」90.5%だった。ついで、「リスニング」83.5%、「語彙力」44.1%、「リーディング」40.6%、「ライティング」40.4%、「文法力」30.7%という結果に。スピーキングとリスニングの2技能が特に課題とされていることがわかった。この調査結果から、GRITは「必要性だけではなく、現状で苦手としているからこそ課題感を抱いており、多くの人達がスピーキングやリスニングを学校などでメインに扱ってこなかったことから苦手意識を抱いている」と分析している。

 英語を学習する目的を選択する問いでは、「英語力を身に付け社内での仕事の幅を広げたい」38.3%がほかを引き離してトップに。そのほか、「将来に向けて英語の基礎力を身に付けたい」13.8%、「転職するために英会話力を伸ばしたい」9.1%、「海外赴任を目指しており、そのために準備したい」8.5%などが続いた。
《桑田あや》

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