夏休み明け自殺防止キャンペーン、居場所やメッセージ発信

 NPO法人フリースクール全国ネットワークなどは2019年8月19日、夏休み明けの子どもたちの自死を防ぐ「学校ムリでもここがあるよ2019キャンペーン」を共同でスタートした。特設サイトなどを通して、学校や家庭以外にも安心できる居場所があることを子どもたちに伝えていく。

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学校ムリでもここがあるよ2019キャンペーン
  • 学校ムリでもここがあるよ2019キャンペーン
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 NPO法人フリースクール全国ネットワークなどは2019年8月19日、夏休み明けの子どもたちの自死を防ぐ「学校ムリでもここがあるよ2019キャンペーン」を共同でスタートした。特設サイトなどを通して、学校や家庭以外にも安心できる居場所があることを子どもたちに伝えていく。

 キャンペーンを主催するのは、NPO法人フリースクール全国ネットワーク、NPO法人日本冒険遊び場づくり協会、多様な学びプロジェクトの3団体。期間は8月19日~9月13日。10代の自死が2010年以降増加を続け、特に夏休み明けの自死率が高いことから、「学校以外の場でも子どもたちを受けとめるよ」「社会全体で子どもたちを見守っているよ」というメッセージを子どもたちに向けて発信する。

 8月19日には、キャンペーン開始を記念して東京都内でオープニングイベントを開催。不登校経験者、子どもの「第3の居場所」を運営してきた大人たちが「心の居場所」「子どもの心の声を聞く」などをテーマにトークセッションを行い、オンラインでも同時配信された。

 キャンペーン開始に先立ち、学校外の居場所や相談場所を紹介する特設サイト「#学校ムリでもここあるよ(cocoaru.org)」も開設。場所の開放、無料体験、メール相談、電話相談などが可能な全国各地の団体を紹介している。登録団体数は、2019年8月15日現在156団体。地図や地域から検索することもできる。

 主催団体では、夏休み明けの子どもの自死率が高いことについて、「学校という場が、子どもたちにとって死を選ぶほどの心の負担になり、また周囲にそのことを相談できる関係がないことがうかがえる」と指摘。共通ハッシュタグ「#学校ムリでもここあるよ」で、子どもたちの声を集めるとともに、子どもたちに向けて「もしどこにも安心できる場所が見つからないなら、勇気を出してここへおいで」と呼びかけ、学校や家庭以外の居場所や相談場所を紹介している。
《奥山直美》

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