東京国際工科専門職大学、2020年4月開学へ

 東京国際工科専門職大学は2019年8月30日、文部科学省の大学設置・学校法人審議会における審議の結果、設置認可を「可」とする答申がなされ、近く文部科学大臣より2020年4月開学の設置認可がなされる見通しとなったことを発表した。

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東京国際工科専門職大学
  • 東京国際工科専門職大学
  • 工科学部情報工学科(イメージ)
  • 工科学部デジタルエンタテインメント学科(イメージ)
  • 吉川弘之氏
  • 総合校舎コクーンタワー
 東京国際工科専門職大学は2019年8月30日、文部科学省の大学設置・学校法人審議会における審議の結果、設置認可を「可」とする答申がなされ、近く文部科学大臣より2020年4月開学の設置認可がなされる見通しとなったことを発表した。

 東京国際工科専門職大学は、日本で唯一の“AI・IoT・ロボット”“ゲーム・CG”分野を網羅した専門職大学。「ソフトウェア技術の応用領域におけるイノベーションを目指し、デザイン思考が実践できる情報技術者、“Designer in Society(社会とともにあるデザイナー)”を養成する。」を教育理念に掲げ、2020年4月に開学する見込み。総合校舎コクーンタワーの所在地は東京都新宿区西新宿1-7-3。学長には、東京大学総長、放送大学長などを歴任してきた吉川弘之氏が就任予定。

 東京国際工科専門職大学では、米国スクウェア・エニックス、バンダイナムコスタジオ、チームラボをはじめ、グローバルなトップ企業と連携し学びを深化させることで、卒業時には業界のニーズに即応した実践力が身に付く。AI・人工知能、VRをはじめ最先端のソフト・ハードを完備しており、プロと同じ制作・開発環境で、数多くのプロジェクトを主体的に制作・開発することができる。

 また、国内外の実習およびインターンシップを全学生の必修科目に配置。実際の現場で最新技術の応用実践力、デザイン力、クリエイティビティといった専門的能力を身に付けることができる。スクウェア・エニックス・グループの北米拠点をはじめ、アメリカ、ヨーロッパ、アジアでの海外実習先も豊富に用意している。これらの特長により、国際的な視野と高度な職業実践力、創造力が身に付き、卒業時には国際通用性のある学位として国が認めた専門職の「学士」が取得できる。

 学部・学科は、IoT・ロボット・AI・ビッグデータなどの新たな技術を産業や社会に取り入れてイノベーションを創出し、「Society 5.0」の時代に対応する「工科学部情報工学科」と、 IT技術の応用でさらにインタラクティブなゲームやデジタル映像が求められる時代に対応する「工科学部デジタルエンタテインメント学科」を設置。入学定員はそれぞれ順に120名、80名。情報工学科には「AI戦略コース」「IoTシステムコース」「ロボット開発コース」、デジタルエンタテインメント学科には「ゲームプロデュースコース」「CGアニメーションコース」を用意している。

 入試要項は、9月初旬以降に公式サイトで公開予定。オープンキャンパスや電話、Eメールでも出願方法・入試内容・出願書類などについて確認できる。また、初回の入試は9月中旬以降を予定している。

◆東京国際工科専門職大学の概要
大学名:東京国際工科専門職大学
学部・学科:工学部・情報工学科/デジタルエンタテインメント学科
開学時期:2020年4月
学長:吉川弘之
所在地:東京都新宿区西新宿1-7-3総合校舎コクーンタワー
《桑田あや》

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