レゴ、STEAM教育向けプログラミング教材「SPIKEプライム」発売

 レゴ エデュケーションは「STEAM教育」に焦点を当てた実体験型新プログラミング教材「SPIKEプライム」の販売を開始した。対象は小学校高学年以上。プログラミング教育必修化を受け、学校・教育現場へのサポートにも引き続き注力する。

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レゴ エデュケーション「SPIKEプライム」
  • レゴ エデュケーション「SPIKEプライム」
  • レゴ エデュケーション日本代表 須藤みゆき氏
  • コマンド通りに風車がまわったり、ロボットが傘をさしたりする
  • 腕を回したり光ったり。ロボットの動きをすぐに確認できるので、子どもたちは短時間に集中して楽しく学ぶことができる
 レゴ エデュケーションは2020年1月20日、「STEAM教育」に焦点を当てた実体験型新プログラミング教材「SPIKEプライム」の記者説明会を開催した。「SPIKEプライム」は、日本国内においては45,800円(メーカー希望小売価格・税別)で、正規販売代理店を通して1月9日より出荷を開始している。論理的思考力を身に付け問題解決力を伸ばすことが期待できる教材で、小学校高学年から中学・高校生を対象としている。

 「SPIKEプライム」はカラフルなレゴブロックとセンサーやモーターなどを組み合わせ、Scratchをベースとするプログラミング言語を使い、子どもたちが楽しみながら学習への自信を高められるようデザインされている。誰もが直感的に使える体験型とデジタル型の学習の併用で、プログラミング経験の有無にかかわらず能力を伸ばすことが可能だ。今後Pythonにも対応予定。

 レゴ エデュケーションは40年の歴史の中で体験を通じて学ぶことの重要性に焦点を置き、国内でのSTEAM教育普及を推し進めながら製品を開発・提供してきた。「SPIKEプライム」もその点を重視しているとレゴ エデュケーション日本代表の須藤みゆき氏は語る。

レゴ エデュケーション日本代表 須藤みゆき氏レゴ エデュケーション日本代表 須藤みゆき氏

 「SPIKE プライムも子どもたちが楽しみながら学び、試行錯誤を経て問題解決を図り、達成感を得て自信をつけていくことを重視しています。STEAM教育の普及・発展が、将来的なAI人材づくりにも貢献すると考えています」(須藤氏)

 今後もレゴ エデュケーションは単に製品を販売するのではなく、いかに学びを深めるかに注力していくという。

 「SPIKEプライム」を使用するメリットとして、同社キーアカウントマネージャーの江口氏は「SPIKE プライムは4つのテーマ、32種類のレッスンプランがあり、さまざまななプロジェクトを使って実社会で起こっている問題がどのようなものであるのかを学ぶ機会を子どもたちに提供することができます。そして、スタートガイドやレッスンプランも動画などで紹介しているので、先生たちの指導のお役に立てると思います」と語った。

 さまざまな業務に忙殺されている先生達にとって新しく始まるプログラミング教育の準備時間を軽減できることは大きな助けとなるだろう。

 記者説明会では実際に「SPIKEプライム」でプログラミング作業を実践してみた。Scratchベースの専用プログラミングアプリを使用し、「グアムの気温が25度以上の場合は扇風機をまわす」など、コマンドをプログラムすると、場所と天気を認識したロボット風車が回転した。雨の地域を指定するとロボットが傘をさしたりするなど、指示通りにロボットが動くと大人でもやっていてワクワクするような体験となった。

コマンド通りに風車がまわったり、ロボットが傘をさしたりするコマンド通りに風車がまわったり、ロボットが傘をさしたりする

 小学校の授業でプログラミングが必修化されることで、たくさんのプログラミング教材が発売されている。その中でのレゴ エデュケーションの強みは、試行錯誤が短時間でできること、目の前で結果が出るから子どもたちが自分で実際に作業した実感をすぐに得られることにあると言えるだろう。また、授業案の提供を含む学校・教育現場へのサポートも忙しい教員にとって心強い。

腕を回したり光ったり。ロボットの動きをすぐに確認できるので、子どもたちは短時間に集中して楽しく学ぶことができる腕を回したり光ったり。ロボットの動きをすぐに確認できるので、子どもたちは短時間に集中して楽しく学ぶことができる

 レゴは子どものころに遊び、楽しんだ人も多く、認知度も非常に高い。物心ついたころから慣れ親しんだカラフルなレゴが、自分の指示どおりに動くロボットに変わる体験は、プログラミング学習の入口に最適といえるのではないだろうか。

◆レゴ エデュケーション「SPIKEプライム」
セット内容等:
・全528パーツ(別売りのSPIKEプライム拡張セットは603パーツ)
・ ハードウェア:制御ハブ、モーター2種、センサー3種
・ソフトウェア(専用アプリ):無料ダウンロード(アプリは4テーマ、32種類のレッスンプランを含む)
・USB、Bluetooth対応
・生徒2人1組での利用を推奨
メモリー:32MB
プログラミング言語:Scratch ベースのビジュアル型プログラミング(発売開始後にPythonに対応予定)
OS:iOS、Chrome、Windows 10、Mac、Android
言語:日本語対応(その他16言語対応)
価格:45,800円(メーカー希望小売価格・税抜)
《藤原一己》

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