Google、GIGAスクール構想を支援するパッケージ

 Googleは2020年3月17日、GIGAスクール構想を支援するソリューションとして、「Google GIGA School Package」を提供すると発表した。パッケージには、Chrome OS搭載パソコンや管理コンソール、現地研修、共同学習・遠隔教育ツールなどが含まれる。

教育ICT 先生
Google GIGA School Package
  • Google GIGA School Package
  • 文部科学省の標準仕様書に対応したChromebook
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  • G Suite for Education
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 Googleは2020年3月17日、GIGAスクール構想を支援するソリューションとして、「Google GIGA School Package」を提供すると発表した。パッケージには、Chrome OS搭載パソコンや管理コンソール、現地研修、共同学習・遠隔教育ツールなどが含まれる。

 文部科学省は、子どもたちひとりひとりに個別最適化され、創造性を育むICT環境の実現するため、「GIGAスクール実現推進本部」を2019年12月19日に立ち上げた。GIGA(Global and Innovation Gateway for All)スクール構想では、2023年度までに義務教育段階にある児童生徒1人1台端末、および高速大容量の通信ネットワークを一体的に整備し、公正に個別最適化された学びを全国の学校現場で持続的に実現させる。

 Google GIGA School Packageには、Chrome OS搭載パソコン「Chromebook」、Chromebookを設定・管理するための管理コンソール「Chrome Education Upgrade」、場所を問わずに共同学習・遠隔教育を実現する「G Suite for Education」、現地研修「Kickstart Program」が含まれる。G Suite for EducationとKickstart Programは無償で提供される。

 文部科学省の標準仕様書に対応したChromebookは、2020年度には6メーカーから14機種提供される。児童生徒用端末は、1台あたり4万5千円が補助対象となることから、価格は4万5千円に設定。1台あたり永続の管理ライセンス「Chrome Education Upgrade」(通常4,200円)も含まれる。Chrome Education Upgradeを導入すると、ヘルプが必要なときには、24時間年中無休体制でサポートを利用できる。

 Googleは、Google GIGA School Package を通して、次世代を担う児童生徒の主体的な学びや、教員の働き方改革を支援していくという。
《工藤めぐみ》

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