新高校生「入学前につながりたい」8割…SNSを活用

 LINEリサーチが春から高校生になる男女を対象に行った調査で、「同じ高校になる人と、入学前につながりを持った・持ちたい」とする回答が76.5%となり、入学前から友だちづくりを意識する傾向にあることがわかった。

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同じ高校になる人と、入学前につながりを持ったか(持とうと思うか)
  • 同じ高校になる人と、入学前につながりを持ったか(持とうと思うか)
  • どんな方法でつながったか
 LINEリサーチが春から高校生になる男女を対象に行った調査によると、「同じ高校になる人と、入学前につながりを持った・持ちたい」とする回答が76.5%となり、入学前から友だちづくりを意識する傾向にあることが明らかになった。

 調査は2020年3月12日~13日、2020年4月に高校入学予定の男女を対象に、「高校生活が始まる前にやっておきたいこと」について実施し、1,052サンプルの有効回答を得た。

 「同じ高校になる人と、入学前につながりを持ったか(持とうと思うか)」との質問に、新高校生の76.5%が「つながりを持った(持ちたいと思う)」と回答した

 「どんな方法でつながったか(つながるか)」の質問に、「特に何もしていない」とする男子は26.6%である一方、女子は19.0%となり、女子のほうが入学前につながるために行動している(するつもりである)割合が7.6ポイント多かった

 行動内容では、男子では「入学先が一緒である同じ中学の子を探す」との回答が22.2%ともっとも多く、ついで「入試のときに直接話をして連絡先を交換する」21.6%、「Instagram」19.0%、「LINE」18.1%だった。

 女子は「Instagram」37.9%がもっとも多く、「同じ中学の子を探す」29.4%、「Twitter」18.7%、「入試のとき」16.9%と続き、「LINE」も16.4%が回答した。新高校生は入学前から「Instagram」「Twitter」「LINE」などを活用して同じ高校の人を見つけているようすが見られ、女子は男子に比べてSNSでつながりを持とうとする子が多い傾向にあった。
《勝田綾》

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