各学校配布の布マスク、虫混入の事例公表…文科省

 文部科学省は2020年4月20日、学校へ配布する布製マスクへの不良品混入事例について公表した。これまでに各学校に配布されたマスクに虫が混入する事例が1事例あったという。

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 文部科学省は2020年4月20日、学校へ配布する布製マスクへの不良品混入事例について公表した。これまでに各学校に配布されたマスクに虫が混入する事例が1事例あったという。

 文部科学省は4月10日付で、新型コロナウイルスの感染拡大防止の観点から、布製マスクを国から買い上げ、児童生徒および教職員へ1人あたり2枚配布(4月中と5月以降とで各1枚)することを発表。第1回については、4月13日以降、日本郵便の配達網により順次各学校へ直接配布を行っているが、これまでに配布されたマスクに虫が混入する事例が1事例あったことを明らかにした。

 マスク納入業者に対しては、原因の究明などを進めるとともに、検品作業の徹底などを要請。また、各学校設置者に対しては、学校においてマスクを配布する前に目視による確認を行うとともに、不良品が発見された場合にはマスク交換などのため文部科学省に連絡するよう、事務連絡を発出している。今後とも適正な布製マスクの配布に努めるとした。
《黄金崎綾乃》

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