休校中のオンライン授業、高校で14%…大学でも半数以下

 休校中のオンライン授業への対応率は、高校で14%、大学でも46%にとどまることが、LINEリサーチによる調査結果から明らかとなった。また、生活における気持ちの変化として、高校生よりも大学生の方が不安感などが強い傾向にある。

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<高校生編>新型コロナウイルスの影響に伴う通っている高校の状況(4月15日時点)
  • <高校生編>新型コロナウイルスの影響に伴う通っている高校の状況(4月15日時点)
  • <高校生編>休校中の高校からの学習サポート
  • <高校生編>学校区分別 休校中の高校からの学習サポート
  • <高校生編>新型コロナウイルスの影響による生活変化(増えたこと)
  • <高校生編>新型コロナウイルスの影響による生活変化(減ったこと)
  • <高校生編>新型コロナウイルスの影響による気持ちの変化
  • <高校生編>新型コロナウイルスの影響により生活で困っていること
  • <大学生編>新型コロナウイルスの影響に伴う通っている大学の状況(4月15日時点)
 休校中のオンライン授業への対応率は、高校で14%、大学でも46%にとどまることが、LINEリサーチによる調査結果から明らかとなった。また、生活における気持ちの変化として、高校生よりも大学生の方が不安感などが強い傾向にある。

 新型コロナウイルスによる高校生・大学生の生活変化に関する調査は、日本全国の15歳~21歳の高校生・大学生のLINEユーザーを対象に、スマートフォンWeb調査として実施。2020年4月15日から17日の調査期間で、高校生910サンプル・大学生835サンプルの有効回答を得た。

 高校生の調査結果を見ると、4月15日時点で90%の通っている学校が一斉休校になっている。休校中の高校からの学習サポートは、「休校期間用のテキストやプリントの配布」61%がもっとも多く、ついで「学校からの宿題や課題が、ネットを通じて出される」49%。「オンライン学習やWeb教材のアプリなどによる自習がおすすめされている」は26%、「オンライン授業が行われている」は14%にとどまり、プリントなどの配布やネットを通じた課題指示がメインであることがわかった。

 なお、学校区分によって差があり、「オンライン学習やWeb教材のアプリなどによる自習がおすすめされている」は、国公立21%に対して、私立38%。「オンライン授業が行われている」割合は、国公立9%に対して、私立26%となっており、私立の方がオンラインでの対応が進んでいた。

 新型コロナウイルスの影響による生活の変化について、増えたことを尋ねると、男性は「ゲームをしている時間」「ネットやアプリを見たり遊んだりしている時間」「寝ている時間/夜更かしすること」、女性は「ネットやアプリを見たり遊んだりしている時間」「寝ている時間/夜更かしすること」「友達とSNSでやり取りをする時間」が上位3位にあがった。減ったことでは、男女ともに「外出する回数」「友達と会う回数」「運動」の順に多い。

 気持ちの変化についても調査を実施したところ、男女ともに「やる気が起きないことが増えた」が1位。一方で、2位に「今まで時間がなくてできなかったことをするよい機会だと感じるようになった」、3位に男性は「ひとりの時間ができて気楽と感じるようになった」、女性は「時間にゆとりができてうれしいと感じるようになった」があがり、前向きに感じている部分も見られた。

 現在の生活で困っていることについては、男女で順位に差があるものの、「勉強が遅れてしまいそう」「運動不足・太ってきた/太りそう」「家にいる時間が多いので、気分転換が難しい」が上位となった。

 大学生の調査結果を見ると、4月15日時点で89%の通っている学校が一斉休校になっている。休校中の大学からの学習サポートは、「オンライン授業が行われている」46%がもっとも多く、ついで「学校からの宿題や課題が、メール、ネット等を通じて出される」26%、「オンライン学習やWeb教材のアプリなどによる自習がおすすめされている」17%。なお、「特にサポートはない」という回答も24%となっている。

 新型コロナウイルスの影響による生活の変化について、増えたことを尋ねると、男女ともに「ネットやアプリを見たり遊んだりしている時間」が1位。そのほか、男性は「ゲームをしている時間」「寝ている時間/夜更かしすること」、女性は「寝ている時間/夜更かしすること」「友達とSNSでやり取りをする時間」が上位となった。減ったことでは、男女で順位が異なるものの、「外出する回数」「友達と会う回数」「運動」が多い。

 気持ちの変化についても調査を実施。男女ともに「やる気が起きないことが増えた」「不安を感じることが増えた」「さみしさ・孤独を感じることが増えた」が上位となり、高校生よりもやる気不振や不安を感じることが多い傾向にあった。

 現在の生活で困っていることについては、男女で順位に差があるものの、「家にいる時間が多いので、気分転換が難しい」「ネットやゲームをずっとしてしまう/やめられない」が多い。また、「収入が減りそう/減っている」も5位となっている。

 大学生の新型コロナウイルスの影響によるアルバイトの状況をみると、感染拡大前にアルバイトをしていた学生のうち、76%は収入の減少があると回答。減収額は平均4万2,915円だった。生活費・学費のためにアルバイトをしていた大学生に限ると、減収額は平均4万6,654円。全体平均より3,739円低くなっており、より影響が見られた。
《黄金崎綾乃》

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