資格スクエア、法曹志す大学生のオンライン学習支援…総額140万円

 資格スクエアは、経済的困難を抱えながら法曹を目指す大学生の学習を支援する「オンライン学習支援プログラム」をスタートする。司法試験予備試験講座の無料提供に加えオンライン学習環境を整備するための支援金を給付。募集人数は10名程度

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オンライン学習(イメージ)
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 サイトビジットは、運営する資格試験のオンライン学習サービス「資格スクエア」において、経済的困難を抱えながら法曹を目指す大学生の学習を支援する「オンライン学習支援プログラム」をスタートする。司法試験予備試験講座の無料提供に加えオンライン学習環境を整備するための支援金を給付。募集人数は10名程度。

 新型コロナウイルス感染症の影響により、家計の給与減額や仕送りの減額、アルバイト代の減少など、大学生の学習継続に大きな支障が出てきている。高等教育の無償化に取り組む学生団体「高等教育無償化プロジェクトFREE」が行ったネット調査「新型コロナ感染拡大の学生生活への影響調査」によると、「退学を検討」している学生は20.3%と、およそ5人に1人にのぼるという。

 そうした状況でオンライン学習に対するニーズも高まっているが、オンライン学習をするためにはパソコンやスマートフォン、インターネット回線の準備、デスクやチェアなどの学習環境の整備がハードルとなるケースもあるという。資格スクエアでは、司法試験予備試験の突破を目指す大学生の学習機会を強力にサポートすることを目的に、オンライン学習環境構築も支援する「オンライン学習支援プログラム」を開始する。

 「オンライン学習支援プログラム」では、資格スクエアの予備試験講座「逆算プラン(74万8,000円・税別)」の無料視聴に加え、オンライン学習支援金として月額5万円、総額65万円を給付。総額140万円相当の支援を行う。付与期間は2020年5月~2021年5月で、対象は法曹を目指している全国の大学1年生~4年生。募集人数は10名を予定しており、面接および小論文にて選考し、決定するという。第1次募集のエントリー期間は5月23日まで。

 応募資格や応募方法、選考スケジュールなど、詳細は資格スクエアのWebサイトにて確認でき、応募もWebサイトにて受け付けている。資格スクエアでは、コロナ禍で法曹を目指す大学生の司法試験予備試験のオンライン学習を全力で応援するとしている。

◆オンライン学習支援プログラム
付与内容:オンライン学習支援金の給付・予備試験講座「逆算プラン」の無料視聴
付与期間:2020年5月~2021年5月
給付金額:月額5万円(総給付額65万円)
対象:法曹を目指している全国の4年制大学1年生~4年生
募集人数:10名程度
応募条件:
・経済上の理由で学習ができない状況であること
・サイトビジットで用意するオンライン学習コンテンツに参加ができる学生
・動画配信するオンライン学習コンテンツに顔を映すことに了承できる学生
・2021年度の予備試験を受験できる学生
・資格スクエアと一緒に予備試験早期合格を目指す学生
・資格スクエア予備試験講座をすでに受講している学生も応募可
応募期間:2020年5月23日(土)23:59まで
応募方法:資格スクエアのWebサイトからエントリーする
《畑山望》

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