パラリンピック題材…共生社会を考える教材無償配布

 「I'mPOSSIBLE日本版事務局」は、国際パラリンピック委員会公認学校教材「I'mPOSSIBLE」日本版の中学生・高校生版第三弾を発行した。全国の中学校や高等学校、特別支援学校など約1万7,000校、ならびに各都道府県・市区町村の教育委員会約1,800か所へ順次無償配布される。

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「I'mPOSSIBLE」
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  • 「パラリンピアンの日常生活からバリアフリーを考える」
  • 「パラリンピアンの魅力に迫ろう!」
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 「I'mPOSSIBLE日本版事務局」は、国際パラリンピック委員会公認学校教材「I'mPOSSIBLE」日本版の中学生・高校生版第三弾を発行した。全国の中学校や高等学校、特別支援学校など約1万7,000校、ならびに各都道府県・市区町村の教育委員会約1,800か所へ順次無償配布される。

 「I'mPOSSIBLE」日本版は、パラリンピックを題材に共生社会への気づきを子どもたちに促す教材。国際パラリンピック委員会の開発を担う「アギトス財団」が開発した「I'mPOSSIBLE」国際版をもとに、日本国内の教育現場で使いやすいように再編集されている。

 2017年より小学生版、2018年より中学生・高校生版が無償配布されており、指導案や映像資料DVDなど、授業の実施や計画に必要なものがすべて入っているので、パラリンピックについて知識が浅い教員でもすぐに授業を行うことができる。

 「I'mPOSSIBLE」日本版の中学生・高校生版第三弾は、今回配布される「パラリンピアンの日常生活からバリアフリーを考える」と「パラリンピアンの魅力に迫ろう!」にこれまで制作されたものを合わせ、全14授業分のユニットで構成されている。それぞれのユニットは独立しているので、順序に関係なく自由に選んで使用することが可能となっている。

 Webサイトでは全教材が無料公開されており、教材の特長や活用事例なども紹介されている。
《海野由宇》

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