新型コロナ、蚊を介して感染せず…WHO・厚労省

 気温の上昇に伴って蚊やハエの発生が増えてくる。WHOや厚生労働省によると、現時点では、新型コロナウイルスが蚊やハエを介して人に感染した事例は見つかっていない。蚊やハエで伝染することを示す情報や科学的根拠はないという。

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新型コロナウイルスは蚊に刺されることではうつりません
  • 新型コロナウイルスは蚊に刺されることではうつりません
  • COVID-19はハエを介してうつりません
 気温の上昇に伴って蚊やハエの発生が増えてくる。WHOや厚生労働省によると、現時点では、新型コロナウイルスが蚊やハエを介して人に感染した事例は見つかっていない。蚊やハエで伝染することを示す情報や科学的根拠はないという。

 新型コロナウイルスは、おもに感染した人が咳やくしゃみをしたときの飛沫や、唾液や鼻水を介して広まる呼吸器感染症ウイルス。ウイルスは粘膜に入り込むことはできるが、健康な皮膚には入り込むことができず表面に付着するだけと言われている。物の表面についたウイルスは時間がたてば壊れてしまうが、物の種類によっては24時間~72時間くらい感染する力をもつという。

 2020年4月5日にWHOが発表した情報によると、現時点では、新型コロナウイルスが蚊やハエで感染することを示す情報や科学的根拠はないという。厚生労働省も「これまでのところ、新型コロナウイルスがハエや蚊を介して人に感染した事例は見つかっていない」と発表している(Q&A一般の方向け7月17日時点版)。

 一般的な衛生対策として、身の回りに蚊やハエを増やさないよう、周囲の清掃などを行うことが大切だという。手洗いは、たとえ流水だけであったとしても、ウイルスを流すことができるため有効。石けんを使った手洗いはコロナウイルスの膜を壊すことができるため、さらに有効だ。手洗いの際は、指先、指の間、手首、手のしわなどに汚れが残りやすいため、これらの部位は特に念入りに洗うことが重要。また、流水と石けんでの手洗いができない時は、手指消毒用アルコールも同様に脂肪の膜を壊すことによって感染力を失わせることができる。

 厚生労働省のWebサイトでは、新型コロナウイルスに関するQ&Aを掲載しており、「新型コロナウイルスはペットから感染するか」「感染者が見つかった場所(外国、国内)から送られてくる手紙や輸入食品などの荷物により感染するか」「ワクチンの開発状況はどうなっているか」などの問いについて答えている。
《工藤めぐみ》

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